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No one side
パーティーが始まり少しして、今宵集まった人の中でもトップクラスの影響力を持つ我々国の幹部一行が到着した。
幹部の容姿は全員整っている事で有名で、周りは所々ざわりとした。
「＿＿＿！？」
目を見開く者達。その視線の先には総統にエスコートされ入場する一人の女の姿があった。
柔らかく優しい色の黒髪は下にいくにつれ碧色になって、白い肌に長い睫毛の下に覗く稀有な瞳。
鼻筋も通っていて、桜色に色付いた唇は薄く笑みを湛えていた。
「＿＿＿」
男性陣が息を飲む。
綺麗な鎖骨に、大きすぎない、男心を擽る胸。細くて長い手足に程よく筋肉が付いていて、それを黒いドレスと薔薇が引き立てていた。
挨拶に向かったAから、男達は全員視線が離せなくなった。
「__A、やっぱり控えめにしてくれ」
此処まで釘付けにするとは思っていなかったのか総統が小さな声で言う。
それに返事をするように目を細め、上品に笑う彼女に複数人生唾を飲み込む。
挨拶が終わり、舞踏会。もといパーティーが再びスタートする。
幹部の中でも一際視線を集める総統がダンスを積極的にする姿は見られない為、Aと踊り出した事に若干の動揺が見られた。
「あの令嬢は一体何者なのだろうか」
そういう話題が所々あがる。
それを気にもしないAは、見事に踊る。人目を引く白い脚を大胆に出したミニドレスにはトレーンが付いていて踊るたびにひらりと動く。
しかし意外な事に、どれだけ脚を出そうが男達からの彼女の品位が損なわれる事は無く、むしろ気品を感じさせた。
そこは殺し屋としてのテクニックなのか、徐々に周りの男達の視線を増やしていった。
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たい焼き - とっても面白かったです！オスマンがすっごい刺さりました！！ (3月18日 18時) (
レス) id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - あッ好き！！！！！ (8月7日 16時) (レス) @page47 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
Saklsaki(プロフ) - こんな胸に来る作品を作って頂き有難うございます。もう泣くかと思いました。月の下り良かったですよ。神作品でした。自分もこんな作品を作れるように頑張りたいと思いました。 (2021年8月19日 17時) (レス) id: 7893269b23 (このIDを非表示/違反報告)
夏目。(プロフ) - すきです。番外編待っとります (2020年10月4日 3時) (レス) id: c6ffa1b029 (このIDを非表示/違反報告)
漢字ノートが終わらない小学生 - めっっっっっっちゃ私の性癖にこう、 『グサッ』的な感じで刺さります！！！！ (2020年8月18日 15時) (レス) id: abb7299221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壱
| 作成日時：2019年12月19日 18時
