あいされ02ぱーせんと ページ3
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役者になる、なんて言って
幼いながらも私は家を出た。
お母さんはあきれてたけど
「まぁ、お父さんの娘だものね...」
なんて苦笑いしながら私を送り出してくれた。
お姉ちゃんは泣いてたけど
たくさんたくさん応援してくれた。
子役として驚くほどの実力を持っていたらしい私は
一躍テレビに引っ張りだこだった。
いろんな人に褒めてもらって
すごく楽しかった。
でも、大人の人たちは少し怖かった。
その少しの恐怖は幼い私の心を混乱させるのには十分だった。
「Aちゃん、次回もよろしくね!」
嘘だ。
全部全部私への期待なんかじゃない。
私はだんだん塞ぎ込むようになった。
人を信じることができなくなった。
「お姉ちゃん...お姉ちゃん......会いにいっても、良いかな??」
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霜月(プロフ) - mugiwaraluffyloさん» コメント、応援ありがとうございます!待ってくださる方がいるとこちらもとても書きがいがあります!これからも精進してまいります! (2017年10月1日 18時) (
レス) id: c5a6d0c77e (このIDを非表示/違反報告)
mugiwaraluffylo(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてます！頑張ってください！ (2017年10月1日 14時) (レス) id: 43e6e1321d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霜月 | 作成日時：2017年3月10日 12時
