【おそ松さん】SとMって紙一重って言うじゃん？それ本当だから

3話.頼めって言ったのにこっちが頼まないといけなくなった ページ4

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居間に入ると長男以外は見事に揃っていた。


あ、朝だから当たり前なのか



『ふっ、朝っぱらからお邪魔するぜー？』


｢やめろよクソ松キャラは｣


｢えっ｣



カラ松のキャラって良くない？(錯覚)



｢Aちゃん相変わらずだねー！！てか野球しよ野球！！｣


『十四松、めんどくさいからまたいつかね？(ただしやるとは言ってない)』



｢いいよー！！｣と笑顔で言う十四松には凄く申し訳ないのだが、

やるとは言ってない(２回目)



｢お前らひでーな！なにも俺の頭踏んでかなくて良くない？｣


頭を抑えながらやってきたおそ松



｢ひひっ、何かに目覚めそうになったっしょ？｣


｢目覚めないのでご安心を｣



ぴしっと腰を45度に曲げ、急に執事のポーズをとったおそ松に笑いがこらえきれるはずが無かった


イヒヒヒヒと女子力の欠けらも無い笑い声を出した後、一松に呼ばれたので彼の元へ駆けてった


｢ちょっと俺の上で座ってくんない？｣



何を言い出すのかと思ったらそんなことか。



『おーけーおーけー。






なーんてね、1発でおーけーしてくれると思ったか？っは、そうはいかねーよ一松』



こうなることはきっと一松も予想できただろう。


『ちゃんと頼んでみなよ？お前のその汚ぇ口でよ』


座ってる一松に対して、上から一松を見下ろす



｢あーもう最っ高…

てか俺のこの汚い口から頼んでも良いんですか？｣


『え、うん』



予想外の答えに戸惑ってしまう。



｢いいの？本当にいいの？俺の汚ぇ口からだよ？嫌じゃない？



…あ、そうかそうか俺の口から言って欲しいのか。｣



なん…だと…？

そう来たか！ちくしょお！


けど一松のその言い方に体が反応してしまう



『一松の口から、言って、欲しいで、っす…』



あっやべ噛んだ


Sスイッチが入ろうとしてる一松に噛みながら話しかけてしまうと、Mなやつらには天国なことが起きてしまう


…Mスイッチが入ろうとしてる私にも天国ってことになる



｢へぇー、そんなに俺のきったねぇ口から言って欲しいんだー、んん？



じゃあさ、人差し指咥えながら俺に頼んでみろよ。『一松の口から言って』って。｣

4話.まじで頼めって言った意味((→←2話.いや私の私って何だし

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