【おそ松さん】SとMって紙一重って言うじゃん？それ本当だから

【リクエスト】嫉妬 ２ ページ22

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カラ松と一松のじゃれあいが終わった




とりあえず皆でちゃぶ台を囲んで話し込む



一松は、もちろん私の隣に。



いや別に私からこっち来てって誘ったわけじゃないよ？…。でもちょっと嬉しい、かも





ひとりで皆に見られないようにニヤニヤしてたら襖があいた。






｢…なんだ、まだいたのか｣



『いちゃ悪いですかね？おそ松』



｢そんなこといってないだろ？むしろいてくれて嬉しいよ｣






いつものおそ松はどこいった。



彼らしくない言葉に焦りを感じる



するとおそ松は隣に座ってきた






｢だってさー、Aといて楽しいし？｣



『気持ちはありがたいのですが、腰に手を置くのはやめてくださりますかね？』





自然に手を置くものだから気付くのに数秒遅れた。





｢えー？別に良いじゃーん。お兄ちゃんに構えよー｣




そう言って私の頭にもう片方の手を乗せるおそ松




『私にお兄ちゃんなんていませんよーだ。てか手をどかしなさい』






…なぜ手をどかそうとしない？


手をどかすどころか、逆に抱き寄せられた






『ちょっ、何すんのっ』


｢にひひ、お兄ちゃん温かいだろ！｣


『うん温か…じゃなくて！私のファーストぎゅーを返せクソ長男！！』



｢え、ぎゅーされたことないの？！親は？！｣



『親はノーカウントに決まってるだろ！』





うわ、余計なこと言わなければ良かった…

なんでそんなに驚く？そんなに珍しいか？ん？







｢…兄さん、いい加減手をどかしてよ。Aが嫌がってるじゃん｣





隣から一松の声が聞こえた





｢…そんなにAとイチャつきたいの？｣





そうだ、その調子だ一松！


そのままこのクソ長男を罵倒してやれ！！





ところが予想とは全く違う言葉が一松の口から放たれた







｢残念だね、Aは俺のモノなんで。｣





『………え？』






｢てことで没収ーー｣




『うぉ、ちょ、え？』






今度は一松に抱きしめられました。

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