寵愛 ページ7
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あの後、フロイドとジェイドは夜ご飯を作るようで部屋から出ていってしまった。
呼び捨てで呼んでくれ、と頼まれるほどには仲良くなれた..と思う。
時折、私を見る目が少し怖い時があるのだけど、多分気の所為だと思うし。
.. 折角ツイステの世界に来たんだから、楽しまないと！
そう意気込んで頬をペち！と叩くと、丁度よくドアをノックする音が聞こえた。
『はあい』
ガチャ、とドアをあけると、何時間か前に別れたフロイドがそこに立っていた。
「ご飯だから一緒に食べよお♡」
勿論俺の隣ね！とニヤニヤしながら手を差し出してくるフロイド。
.. 手をつなごう、ってこと？
最推しとこんな事になってて恨まれないかなとびくびくしたけど、やっぱトリップしたんだしトリップしたもん勝ちだよね！！と差し出された手に手を重ねる。
『..ほんとに生きてる』
感触が人間そのもので、やっぱりトリップしたんだ、ってことを自覚させられて、思わず声を漏らしてしまう。
やばい、と思ってフロイドの顔を見ると、その顔はすごく嬉しそうな顔をしていた。
「俺は生きてるし〜、Aも生きてるんだよ、ほら、一緒にいられるし、手だって簡単に繋げるんだよ、
そう言いながら、
その動作に少し恥ずかしさを感じながらも、はやくご飯食べに行こう！と無理やりフロイドを引っ張って食堂へと向かった。
__
食堂について。
並べられた料理は、なんという奇跡なのかすべて私の好物だった。
『わぁ、、！』
色とりどりのデザートに、美味しそうなオムライス。
全て、フロイドとジェイドの手作りのようだ。
コツコツ、と背後から足音が聞こえて、フロイドとは手を繋いだまま振り返ると、そこには オクタヴィネルの寮長、 " アズール " が立っていた。
「ご挨拶が遅れてすみません。
私はアズール・アーシェングロット。この寮の寮長をしています。よろしくお願いしますね」
にこり、といつも画面でみていたあの笑みを浮かべていて、つい興奮してフロイドと繋いでいた手を離してしまう。
『えっと、あ、わ、私はAです！A..あれ、、？』
挨拶を仕返そうと思い、苗字を名乗ろうとするも、なんとあろうことか何故か私の頭に自分の苗字が出てこなかった。
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優雅(プロフ) - 次の章は。ポム中心がいいです。 (2021年3月22日 3時) (
レス) id: e58b6951ff (このIDを非表示/違反報告)
ユーヤ - うーん…誰が喋っているのかわからないです、名前「」にしてくれたら嬉しいです (2021年2月21日 11時) (レス) id: b933cddf37 (このIDを非表示/違反報告)
小心 - 面白いです 更新待ってます (2021年1月29日 19時) (レス) id: be9c31a95d (このIDを非表示/違反報告)
青谷(プロフ) - 誤字酷めですねGUNをいたってなんでしょうか私にも分からないです (2020年11月11日 20時) (レス) id: 5ce8256f2f (このIDを非表示/違反報告)
ｼｬﾝﾌﾟｰ？ - 見ていて楽しい…好きです！ (2020年9月12日 19時) (レス) id: 9536630108 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青谷 | 作成日時：2020年6月3日 15時
