春 ページ13
鳴side
「 ごめんね…。わかんない。 」
俺がそう言うと、瀬奈ちゃんは泣き出した。
「 パパは、誰なの…ぉ。なんでみんなパパのこと知らないの…！パパ〜！ 」
グズン と鼻をすする音が聞こえて、周りの人が あの子どうしたの？と言っていて、どうしよう。と迷ってた時、背後から＿＿
「 …瀬奈？ 」
俺が1番聞きたかった声が聞こえた。
透き通る声でそんなに高くない声。
「 ママ〜！！ 」
瀬奈ちゃんは、ママを見つけてママに抱きついた。
「 瀬奈？どうしたの！？ …横の人誰？ 」
そう言って、俺の顔を見上げる為に顔をあげた。 その瞬間美優の顔が驚きが隠せない。顔になった。
「 め、い？…！ どうして？ここに、いるの？」
「 久しぶり。美優。 」
俺がそう言うと、美優は我に返ったように、瀬奈ちゃんの手を握って、
「 瀬奈。帰ろう。早く！ 」
瀬奈ちゃんは、オロオロしながら俺の顔をみてきた。
「 待って。美優！少し話さない？ 」
美優はゆっくり頷いた。
少しオシャレなカフェで俺と美優と瀬奈ちゃんでランチをとっていた。
「 久しぶりだよね…？元気だった…？ 」
俺が尋ねると、
「 …うん。元気だった。な、成宮君は？ 」
さっきまでは、鳴 だったのに。昔の様な呼び方になっていた。
「 うん。元気だったよ。結婚してたんだね。驚いたよ。」
「 成宮君に最後にあった、少し後にね。 」
それは、俺と別れて少し後にね。そう言う言葉になる。
美優は俺を愛してなかったのかな＿＿＿
少し悲しい気持ちになった。
「 旦那さん亡くなったんだろ…？一也から聞いた。辛かっただろ…？ 」
「 まあ、ね。でも、瀬奈よりマシよ。瀬奈はパパの顔を見てないけど、私は少しの間だけど、いつも見てたから…。 あの人にも見てほしかった…な。 」
言い終わると、美優は泣いていた。瀬奈ちゃんは美優の横で美優の手を握っていた…。
そんな2人になんて声をかけてあげればいいのか。わからない俺は、瀬奈ちゃんと美優の顔をジッと見ていた。
2人は顔が似ている。やっぱり美優の子供…。
俺は、悲しくなって、窓に目を向けていたら、横の高校生くらいの女子2人が…
「 凄い美男美女の夫婦だね！子供ちゃんもすごい可愛いね。 」
とヒソヒソ喋っているつもりかもしれないけどまる聞こえだ。
その女の子の向かいの席の子が…
「 どっちかと言うと、パパ似だね〜。目元とか口元とかパパじゃない？ 」
「 確かに〜！ 」
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らむぬこ - はい！楽しみにしてます!頑張ってください! (2016年8月19日 23時) (
レス) id: 056d67c1d8 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - らむぬこさん» パパの温もり。を見て頂いてありがとうございます！！ あと、もう少しで更新するので、待っていてください！！(^^) (2016年8月17日 23時) (レス) id: b0b7744ce0 (このIDを非表示/違反報告)
らむぬこ - 更新頑張ってください!すっごい途中きになりますっ! (2016年8月17日 22時) (レス) id: 056d67c1d8 (このIDを非表示/違反報告)
美優(プロフ) - ふなもちさん» ありがとうございます！！！とっても嬉しいです！！これからもどうぞよろしくお願いします(^^)／ (2016年6月11日 11時) (レス) id: b0b7744ce0 (このIDを非表示/違反報告)
ふなもち(プロフ) - パパの温もり。すごい好きです！これからも頑張ってください！ (2016年6月11日 8時) (レス) id: 39d5ddf678 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おーかわ | 作成日時：2016年5月12日 13時
