甘い１日 (ページ1)

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バレンタインデーページ1

ー日記ー
明日はいよいよバレンタインデーです。
私は冬哉くんに勇気を出して告白しようと思います。
―。

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ー2014年02月14日朝ー
A 「よーし。冬哉くんのためのチョコを作ろう！」

私は朝早くから冬哉くんにあげるチョコを作り始めた。
心を込めて、このチョコからも気持ちが伝わるように…。

[私は、あなたの事が大好きだから…。]

作り初めてから20分後…
私は冬哉くんにあげるチョコを作り終えた。

A「ん。できた！」
A「そうだ、冬哉くんにメールしないと……。」
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名前深幸冬哉 (みさきとうや)
件名今日はなんの日？
内容冬哉くん、今日はなんの日？
答えがわかったら亜洲河(あすか)公園に1:00に来てね♪

[送信]
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1:00まではあと3時間ある。
メールを送信した私はチョコのラッピングに取りかかった。

ー2014年02月14日 1:00 公園ー
A[冬哉くん、遅いなぁ……。]

(冬哉)「ご、ごめんA。少し遅れちゃって…。」

A「ううん。私も今来たところ。」
(冬哉)「…あのさ。メールの答えわかったんだけど、いいか？」

A「うん。いいよ。」

(冬哉)「答えはさ、"バレンタインデー"だろ」

A「うん。正解。」

(冬哉)「んで、何であんな風に俺を呼んだんだ？」
A「あ、あのね！」

(冬哉)「ん？なんだ」

A「…。私冬哉くんの事、ずっと前から好きだったの。」

(冬哉)「うん。それで？」

A「こ、これあげる。チョコレート、私が作ったの…。」

(冬哉)「ありがと」

A「それとね、冬哉くん、私と付き合ってください。」

(冬哉)「……」

駄目だったかなぁ？

(冬哉)「うん、いいよ。俺もAの事好きだった。でもなかなか言えなかったんだよ。」

A「大好きだよ。冬哉くん。」
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(冬哉)「……このチョコ、食ってもいいか？」

A「うん。いいよ。これ手作りなんだ。」

(冬哉)「へぇ。すっごくうまそう。」

A「ど、どうかなぁ？」

(冬哉)「うまいよ。すっごくうまい。」

A「よかった」