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186話 ページ1

『1、2、3、4!!
さぁ、次はどこのどいつだ?』


 
 

自らの視界に入る呪霊を片っ端からバッサバッサと切り倒すA。

それでも湧いてくる呪霊に舌打ちをして影で作り出した呪具に呪力を注ぐ。


 
 
 
『【白樺__第一ノ陣____白月(しらつき)】』



 
 
 

呪力を注ぎ白く色変わりした刀を数体の呪霊に喰らわせると切られたところから凍り始めた。

既に氷漬けの呪霊はAによって切られ、祓われている。

数秒もしないうちにサバナクロー寮のマジフト場は呪霊の氷の彫刻が並んでいた。





 

『さぁ、あとはお前だけだ。
凍りつく準備は出来てるか?』

特級「グルル…ガアァァァァァァ!!」



 


呪霊が吠えると砂の竜巻が発生しAへと向かっていく。その攻撃に臆さず特級へと走り出す。


 
 
 



特級「グルッ!?ガアァァァッ!!」


『いくら術式が強くても使う奴が雑魚だと弱いんだよ。言っても無駄か。お前等馬鹿だもんな』


 
 
 
 

煽るようにそう言い放つAに腹を立てた呪霊は先程よりも多い呪力で竜巻を発生させ攻撃を仕掛ける。

禍々しい力が強さを増したのを感じたのはAだけではなかった。
クロウリーに守られている生徒達も感じ取っていたのだ。



 

 
 
グリム「さっきよりも毛がゾワゾワするんだゾ!」

エース「つか、アレヤバいでしょ…!?」

ラギー「あんな大きい竜巻、飲み込まれたら最後っスよ!!」

リドル「避けるんだ、A!!」


 
 
 
 
 
己を心配している声がAに聞こえた。
だが、忘れてはならない。

 
 

この男は“呪術師最恐”と言うことを_____

 
 
 
Aは強められた竜巻をものともせず刀で一刀両断する。先ほどと同じように再び呪力を刀に注ぐ。

 
 
 
 
 

 
 
『【白樺__第五ノ陣____氷河・白氷塊蓮華(しらのひょうかいれんげ)】』

 
 
 
一瞬で呪霊との距離を詰めたAは刀を呪霊に突き刺す。

すると、呪霊の体は凍り地面は辺り一面が氷の華で覆われていた。
 
呪霊の前で一人佇むAの口からはフゥと白い息が出る。








『あ、またやっちった』


 
サバナクロー勢「「「「マジフト場がぁぁぁぁ!!!!」」」」

『全員助かったから結果オーライってことで』←


サバナクロー勢「「「「どこがだ!!!」」」」

187話→



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否羅(プロフ) - ニッチさん» コメントありがとうございます!直させていただきます!! (2021年2月19日 13時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)
ニッチ(プロフ) - めちゃめちゃ面白くてずっと読ませて頂いてます!(о´∀`о)あの、指摘すいません!215でジェイドの名前がジェックになってました! (2021年2月19日 1時) (レス) id: ba83da60d5 (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - 宇琉夜ハルさん» コメントありがとうございます!!直させてもらいました!! (2021年2月18日 21時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 毎回楽しく見させてもらってます! 初めてのコメントが指摘ですみませんあの名前が217話で変換されて無いですよ!更新頑張ってください!! (2021年2月18日 19時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - チョエさん» コメントありがとうございます!面白いと言ってくださり嬉しいです!!!(嬉泣)これからもこの作品をお願いします!! (2021年2月6日 2時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:オルガ | 作成日時:2021年1月24日 1時

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