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11話 ページ15

クロウリー「さて、Aさん
大変残念な事ですが…貴方にはこの学園から出て行って貰わねばなりません」

『まぁ、魔力?がないなら仕方ねぇしな。あ、帰り方わかんね』

クロウリー「心配はいりません。闇の鏡がすぐに故郷へ送り返してくれるでしょう。


さぁ、扉の中へ。強く故郷の事を念じて」





学園長に言われるまま、俺は扉の中(棺だけど)へ入り、高専の寮を思い浮かべた。
皆元気かな、てか時間の進み方一緒なのか?
あぁ、絶対先生になんか言われるかも…メンドクサイ
一応五条先生に連絡は入れたけどさ
と思っていると学園長が鏡に向かって言った




クロウリー「さあ闇の鏡よ!この者をあるべき場所へ導きたまえ!」


学園長が鏡にそう言うが、先ほどのように沈黙する鏡。



咳払いしてもう一度問いかけるが、鏡から次の言葉に度肝を抜かされた。





闇の鏡[何処にも無い]

 





クロウリー「え?」





闇の鏡[この者のあるべき場所は、


 
この世界のどこにも無い




……無である]






『……は?』





なんだって?無?
俺がいた世界が、存在しない?
言われた言葉が頭の中を埋め尽くす
少し焦るがすぐに冷静になる




『ない…ね。てことは…』




ブツブツと独り言を言っているAとは反対に学園長は驚き大声を上げる





クロウリー「何ですって!?そんなことあり得ない!

あぁ、もう今日はあり得ない事のオンパレードです。
そもそも貴方、どこの国から来たんですか?」




と学園長は問うが集中しすぎて聞こえてないのかAは無反応だった



クロウリー「…もしもーし、聞こえてますか?」


『ん?あ、すまん考え事をしていました。で何ですか?」

クロウリー「貴方はどこの国から来たかですよ」


『俺は日本出身だ』



すると、学園長は手を顎に持っていき考えるポースをとっていた



クロウリー「…聞いた事のない地名ですね。
 
私は世界中からやってきた生徒の出身地は全て把握していますが、
そんな地名は聞いた事がない。一度、図書室で調べてみましょう」






そして、先ほど通った図書室へ2人で向かった。

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翡翠 - 12話のところ「汗吹ききれてないし」ではなく、「汗拭ききれてないし」ではないでしょうか? (2021年8月3日 16時) (レス) id: f6c4d55ff1 (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - 憑喪姫さん» 愛されですがBLではないんです!!ご要望があれば番外編で出しますが…… (2021年3月14日 14時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)
憑喪姫(プロフ) - 愛されだけど、BLではないんですか? (2021年3月14日 13時) (レス) id: 22e1c70cbe (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - みうさん» コメントありがとうございます!更新がんばります!これからもよろしくお願いいたします!! (2021年1月16日 21時) (レス) id: 9fc179e20a (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - 如月.夜月(きさらぎ よつき)さん» ありがとうございます! (2021年1月16日 21時) (レス) id: 9fc179e20a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カルボナーラ | 作成日時:2020年10月5日 1時

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