魔法？いえいえ呪術です

10話 ページ14

夢主side



「ちょっと、学園長。彼吐きそうになってるわよ」




止めてくれる人がいた、待ってたよ！そういう人！
ありがとう！誰か知らないけど！！





知らないけど！！！





クロウリー「っは！すみません。私としたことが…」





やっと離してくれた…
私としたことが…じゃねぇよ！
こちとら三半規管クッソ弱いんだよ！
言ったろうが！(言ってません)





『うぅ…ヤバい、臓物がまだ揺れてる…』






視界もグラグラしてる…ヤベェ
視界の端で学園長が何か言っているが、酔いすぎて何を言っているか分からないから適当に
返事をするとしよう






『へーい』




あ、俺魔力？無いけど呪力がある場合はどうすれば？
まさか…野宿！？
絶対嫌だ！お布団じゃないと寝れない！！！！






「じゃあ、アタシはこれで」






学園長を止めてくれた人が行ってしまうのが見えたのでお礼を言うために俺はその人を引き留めた





『さっきはありがとうございました』

「別に、見るに堪えれなかっただけよ。それにしても…」




それにしても…なんだ？と思っていると
その人は、俺の頬に手を添えてきた


は？ソエテキタ…？ナンデ？


しかもこの人めっちゃ綺麗…
え、待って俺この人のファンに殺されねぇ？
まぁ、俺最恐だから大丈夫だけど


これは五条先生からのお墨付き♡


ヤベェ言ってて寒気してきた
でも、やっぱり綺麗な人に顔をマジマジと見られるのは慣れてないからやっと出てきた言葉が





『な、なんですか…』


これだった
失礼だったか？



「アンタに魔力があればアタシの寮に入ってほしかったけど…ないなら仕方ないわね」





はい？





『はい？』




心の声まんま出たわ←




「アンタの顔、アタシの好きなタイプだから」

『？ありがとう、ござい…ます？』





綺麗な人に好きなタイプって言われちゃった♡





「このアタシが言ってるんだから、顔の事は自信もっていいわよ」




自信はある←
だって五条先生も俺の顔好きって言ったし






すると、後ろから俺を呼ぶ声が聞こえた

11話→←9話

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す