大阪弁呪術師…参る！ 『あ、ス〇バ寄ろうや』「任務に行け！！」【呪術廻戦】

１２話 ページ13

虎杖「伏黒！！釘崎と御神楽連れて領域(ココ)から逃げろ！！」

『何言うとんねん！悠二』

虎杖「3人が領域(ココ)を出るまで俺が特級(コイツ)を食い止める
出たら何でもいいから合図してくれ。

そしてら俺は宿儺に代わる」

伏黒「出来るわけねぇだろ！！特級相手に片腕で！！」

虎杖「よく見ろって」
　
　
　

虎杖に言われ2人は特級を見ると
ケタケタと笑っている


　

『気色悪い笑い方やな』

虎杖「楽しんでる。完全に舐めてんだよ俺達の事。

時間稼ぎぐらい何とかなる」

伏黒「駄目だ…！！」

虎杖「伏黒！！

　
　
　

　
　


頼む」







伏黒は歯を食いしばり、Aに手を掴み連れて行こうとするが
その手をAはその手を振り払った

　
　
　

伏黒「……A？」

『……』
　
　
　
　
　

俯いていたため伏黒はAの顔を見ることは出来なかった


　
　
『ふざけんなや』

虎杖、伏黒「！！」

　
　
　
　
その一言だけで2人は分かった
Aが怒っていることに

先ほどまで聞いていた明るい声ではなく怒気が含まれた
少し低い声

　
　
　
『元一般人の己一人で特級相手に長くはもたないやろ。アホか』

虎杖「でも…！」

『喧しいわボケ。それになウチは一応一級呪術師や。
この中では一番場数踏んどるんやぞ！！！』



　
　
Aは特級に手を向け何かを呟くと

　
　
ビュンッ…

　
　

　
　
　
　
　
風の音がした後何かが壁に激突する音が聞こえた
虎杖と伏黒が砂埃が舞った壁を見ると

　
特級が先ほどの風で吹き飛ばされたのだった

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　


『特級だかなんだか知らんが、覚悟せぇや』

作者の生得領域→←１１話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す