【歌い手】A ll Magic

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まふまふサイド



ま「君の過去は何色？」



そう言うとさっきまでピンクだった目が青に戻った。




『いや…嫌だ‼‼‼止めて‼‼‼』




頭を抱えながら叫んでいる




まぁこうなることを予想してた。




大体の人はこうなるから。




『止めて…‼‼‼‼嫌だ‼‼‼‼』




ま「え…⁉」



目の色が…




ま「赤色？？？」



さっきまではピンクだったのに、赤？？？



『あ"あ"あ"あ"あ"‼‼‼』




ゴオォッ‼



ま「うわっ！！！」



アイツが攻撃して来た。



でも今の魔法って…



ま「氷？」



アイツは水だったはず…




『嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ‼!‼』




ゴオォッ‼




ガッシャン‼




ま「え‼」




あの、防弾強化ガラスが…




ま「割れた…」




しかも今の魔法ってなんだ？？？




火でもない、水でもない、氷でも草でもない、




今まで見たことない魔法だった。





『嫌だぁぁぁぁ⁉‼‼‼‼‼』




バァァァァン‼‼‼




天「くっ…‼‼‼」



ま「あぶな…」




間一髪で助けられた。




これで間に合ってなかったら…









そしてあいつはすっと一粒の涙を流し、



『だれか



私をころしてよ…』







そう言って倒れた。





その時のアイツが不覚にも綺麗だと思ってしまったのは僕だけだろうか…

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