約束 グリムジョー ほのぼの ページ5
「…ん」
目が覚めるといつもの天井
あれ?わたし…
体を起こした
ガチャ
グ「…目がさめたか」
グリムジョーはそう言ってわたしに近づきわたしの頬に手を当てる
グ「…」
「グリムジョー?」
どうしてそんな悲しそうな顔してるの?
わたしはグリムジョーの手を触った
グ「なんであそこにいた?」
「…遅かったから」
グ「それだけか?」
「…霊圧、感じて…」
グ「お前、下手したらウルキオラに殺されてたかもしれねぇのに…危ねぇことするなよ!!」
グリムジョーは怒っていた
怒っていたけど手が少し震えていた
「ごめんなさい…もう、しないから」
グリムジョーに腕を掴まれ引っ張られた
目の前にグリムジョーの胸
抱きしめられていた
背中にグリムジョーの腕の温もり
わたしも腕をグリムジョーの背中にまわす
グ「あの力…使うな」
「…命令?」
グ「いや、…」
約束だ
そういう彼の声は少し震えているのを感じた
「…わかった、約束する」
グ「あまり部屋には出るな」
「…うん」
グ「ウルキオラや他の連中に見つからないようにしろ」
「…うん」
わたしの心配しているのかな?
わたしはいつも貴方の優しさに救われている
わたしは貴方の為なら
喜んで盾になるけど
貴方がそれを望まないのなら
わたしは貴方の傍にいてもいいのでしょうか?
貴方の優しさに涙を流す
「ありがとう、グリムジョー」
グ「…ん」
貴方はわたしの全て
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悠月(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2020年5月27日 22時) (レス) id: 96d594e2d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サキ | 作成日時:2019年5月3日 22時