続 ページ23
【sideシーナ】
何故、何故目の前に○▲国の総統が居るのだろうか。
薔薇が眺められる部屋で私と彼は笑顔で御互いの本性を探っていた。
確か、私は目が覚めると牢獄に入れられていた。そして、何も無いまま数十分経った頃に彼が来て御茶会に誘われた。
まぁ、拒否件は無かったけどね。
私を誘った本人は肘を付きニコニコと笑っていたと思うと、突然立ち上がり講師のように話始めた。
「ある人は言いました。
“クレタ人は嘘つきだ”
さて問題だ。Aクレタ人は嘘つきだ、Bクレタ人は嘘つきではない。貴女はどちらを選ぶ？」
「有名ね、正解は両方共も違うわ。」
「何故？」
「クレタ人(貴方)への信頼かしら？」
「では、第二問目に移ろうか。」
彼がそう言うと、後ろに控えていたメイドが淡いピンクのクロスが引かれたテーブルの上に小皿に一つずつ取り分けられた青と赤のチョコレートが置かれた銀の御盆を置き後ろに下がる。
「好きな方を取りなさい
嗚呼、毒は入れてなんかないからね」
「嘘つきね、クレタ人みたいに」
「＿＿面白い方だ！」
私は悩む仕草をしながら後ろに下がっているメイドに話かけた。
「ソフィさんが選んでちょうだい。」
「……。」
ソフィと呼ばれたメイドは情報管理局の一人だ。
だが、おかしい
彼女がサンレーム国を裏切る動機が分からない
それに、呼び掛けても返事が無い。
「ソフィ、選んで挙げなさい。」
「…は、い。」
ソフィは少しふらつきながらも側にやって来た。
すると、うっすらとしかしなかった匂いがハッキリとした。
「…薔薇の匂いかしら？甘い匂いがするわね」
「ソフィの香水では？彼女はお洒落なので香水ぐらいはするでしょう」
彼女は香水が苦手だと言っていたのだから違うわ
そうこうしているうちに選び終えたらしく私の前に赤のチョコが来るようにプレートを動かした。
「では、貴方から食べてくれません？」
「分かりました」
…何も起こらなかった
チョコは本物みたいね、
カマをかけてみる為に席から立が
「＿＿！？」
席を立った瞬間にペタンと座り込んでしまった
な、なんで……？
出された物に手を出した覚えは無い。
どうして座り込んでしまったの？
靄の掛かった頭を右手で押さえて必死に考えるが分からない
すると臭いですよと彼が、レイナス総統が笑顔でタネを明かし始めた
「匂いなら気がつかない間に貴女の部下の様に操り人の完成ですよ
早速ですが、サンレーム国の情報を話して下さい。弱点とかもですよ？」
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Noel*26(プロフ) - https://uranai.nosv.org/u.php/novel/a1de7a53d2/ 作りました（ ＾ω＾）初めてだったから不備があったら許してください。注射一回だけ免除にするんで。（） (2020年1月10日 22時) (
レス) id: 3a6dfc07f6 (このIDを非表示/違反報告)
らなこな(プロフ) - Noel*26さん» いいよ〜 (2020年1月10日 21時) (レス) id: f463428b23 (このIDを非表示/違反報告)
Noel*26(プロフ) - 続々編作っていいすか...story3がいいなあ (2020年1月10日 21時) (レス) id: 3a6dfc07f6 (このIDを非表示/違反報告)
紫龍@トニック割り - 更新しました。((良い子の皆様はインフルエンザに気を付けて下さいね〜、マジで辛いw (2020年1月9日 22時) (レス) id: d104d608cb (このIDを非表示/違反報告)
紫龍@トニック割り - 更新しまーす。 (2020年1月7日 23時) (レス) id: d104d608cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンレーム国幹部一同 x他5人 | 作者ホームページ：無い。
作成日時：2019年10月14日 15時
