九話:貴「太宰さんやだ……油断も隙もない何なのコワイ」 ページ10
そして時間は流れ、今は例の倉庫の中にいます。
敦君は入口辺りで体育座りしていて、太宰さんは足を組んで本読んでる。
私は何故かその太宰さんの隣に座ってます。
違うの聞いてー
私はね?敦君の隣、もしくは二人の間に座ろうとしたんだよ?そしたらね?太宰さんがね??
太「ダーメ、貴女はこっち」
って腕掴んで引っ張って隣に座らせたの。しかもね、距離取ろうとすると腕引っ張って元の場所に戻すの。
???って感じだよね
って思ってたら太宰さんはそっと耳打ちしてきた。
太「私の考えが当たっていた場合、Aちゃんが危ないのだよ。だから、私の隣なの」
貴「……何となく分かってますよ。敦君が虎なんじゃないかー、って思ってるんですよnってちょっと待って。何で、私の名前」
驚きながら彼の顔を見ると、太宰さんはにんまりと笑って手を掲げる。
太「ふふ、此れ、なーんだ?」
貴「えっ、あ!それ私の免許証……!いつの間にっ」
取り返そうと手を伸ばしたが、さらに手を上に上げて避ける太宰さん。
いつ?いつ取られた!?え?全然気付かなかったんだけど!?
まさか、さっき腕引っ張った時に?
貴「っ……の、返して!」
太「駄目。返してしまったら君、虎探し終わった瞬間に何処か行くつもりだろう?……それだけは、させたくないのでね。」
そう、さっき見た感じだと虎探しに付き合わされるのは確定していたけど、探偵社へ行くのは決まっていなかった。
だから虎探しの騒ぎに乗じて、抜け出そうと思っていたのだけど……
何て言えばいいのか分からず、悩んでいるとにっこり笑って太宰さんは、免許証を手品のように消す。
(・ω・)<ファッ!??!
驚きで固まっていると、敦君がこちらに向かって声をかける。
中「本当にここに現れるんですか?」
太「本当だよ」
はーい、原作に戻りましたー
十話:貴「え??私馬鹿なの?何で今まで気付かなかったの??脳細胞死んでたんじゃない?」→←八話:国「俺を置いて話を進めるんじゃない!説明しろ太宰ィィ!!」
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ゆ - 終わり!?よければ続きを書いていただきたいです! (8月4日 16時) (レス) @page40 id: c79aedafe2 (このIDを非表示/違反報告)
アミィ(プロフ) - 続き楽しみです! (2022年11月20日 19時) (レス) @page40 id: c9eebc8f54 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - すごく面白いです! (2020年5月27日 15時) (レス) id: bb617ea598 (このIDを非表示/違反報告)
柊まふ(プロフ) - 面白いです!続きが気になります! (2019年6月25日 18時) (レス) id: 9a5360aa7e (このIDを非表示/違反報告)
りぼん - 国木田さん大好きなんでオチ希望です! 続編全裸待機 (2019年5月5日 1時) (レス) id: b54d609d72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宮野 x他1人 | 作成日時:2017年2月16日 16時