【文スト】大学行こうとしたら人にぶつかって、謝ろうと振り返ったら横浜のド真ん中で(゜ω゜)!?ってなってます【トリップ】 (ページ25)

今日:11 hit、昨日:13 hit、合計:385,669 hit

二十四話：貴「ナオミちゃん、可愛いうえに髪も綺麗だね。美少女だねぇ」ナ「まぁ、そんな……ふふ、照れちゃいますわ」貴「ｳｯ照れた顔も可愛い……」ページ25

国木田さんについて行くと、私と敦君が使う家財道具を買いに行くことになった。
無事に買い終わり、現在は喫茶店にいる。

それぞれ席につき、各自好きなものを頼む。
注文の確認をして、店員さんが去っていった直後

谷「すンませんでしたッ！」

谷崎さんが勢い良く頭を下げた。
敦君は目を丸くして、彼を見つめる。

谷「その、試験とは云え随分と失礼な事を」

中「ああ、いえ。良いんですよ」

敦君、心の中では『意外と良い人だ、この人……』って思ってるんだよね私知ってる
一人納得している横で、国木田さんがため息を吐きつつお茶を飲んだ。

国「何を謝ることがある。あれも仕事だ、谷崎」

太「国木田君も気障に決まってたしねえ」

貴「決まってましたね」

そこで太宰さんと二人同時に頷いて

太・貴「『独歩吟客』！」

国「ばっ……違う！と云うか皆月も一緒になって遣るな！」

貴「あ、動画撮ってあるんですけど……見ます？」

太「えっ、見たーい」
国「止めろ貴様ァ！！今すぐ消せ！」

スマホを取り出したら、全力で腕を掴まれた(´・ω・`)＜ｼﾞﾐﾆｲﾀｲ
よく見ると耳がうっすら赤くなってる国木田さん。でもそれを指摘したら後が怖いので、知らないフリをしておく。

国「あれは事前の手筈通りやっただけで」

貴「良いじゃないですか、カッコよかったですし。保存しておきますね」

国「ぐっ……見せびらかすなよ」

わぁい本人からOKもらったー
彼の言葉に頷いて、スマホをしまった。

それから少し沈黙が続いたが、国木田さんが敦君と私に声をかけた。

国「ともかくだ、小僧。それに皆月。貴様らも今日から探偵社が一隅」

はい、原作に戻りました。
ここは覚えてるので、半分聞き流す。

カラカラと、カップをいじっていると、ナオミちゃんと目があったのでじっと見つめてみる。

サラサラの黒髪に大きな目、セクシーな泣きぼくろ……
ｳﾝ、カワイイ

じーっと見ていると、ナオミちゃんは頬をうっすら赤く染めて視線をそらした。

ナ「その……皆月さん？そんなに見詰められると……」

貴「ごめんね。綺麗だなぁって思ったら、つい」

ナ「まぁ！ふふ、お上手ですわね」

口に手を当ててくすくす笑うナオミちゃん。
……ｸﾞﾌｩ( ˘ω˘)