十話:貴「え??私馬鹿なの?何で今まで気付かなかったの??脳細胞死んでたんじゃない?」 ページ11
原作に戻ったスキに考える。
まず第一の目標として、免許証を取り返す事。
第二に太宰さんにバレずに倉庫から出ること。
以上の二つがクリア出来ないと私は探偵社コースまっしぐらになる。それは避けたいだって私秒速でやられる自信あるもん異能力もない一般、人に……
あれまって
さっきの茶屋では普通に受け止めてた上にスルーしたけど、あれって異能力だよね?
今の今まで違和感感じてなかったし、考えてもいなかったけど、私使ったの異能力だよね??
そこまで考えて、物が壊れた音で思考が途切れた。
前を向くと太宰さんが転んでいて、そこに敦君が飛びかかろうとしている所だった。
貴「っ……私も異能力、あるみたいです。」
とっさに、転んでしまった太宰さんと虎となった敦君の間に私は立つ。
後ろで太宰さんの叫ぶ声が聞こえる。
目の前には咆哮する
私はゆっくりと目を閉じた。
頭の中に映像が流れる。
1、敦君が私に飛びかかるので、太宰さんの手を取って横へ
→私の腕力では足りず、太宰さんが襲われる
2、飛びかかって来るのは分かっているので、すぐに太宰さんを抱えて横に、更に数歩先へ
→少し引きずる形になるが、二人共無事に敦君の攻撃をかわせる
今回は二つ、だったら!
貴「太宰さん、先に謝っておきますすみません!」
太「え、何?うわぁ!?」
普段全く全然使わない腕力を全力で使って太宰さんを抱き上げる。
そしてそのまま振り返らず、横へ走った……と言っても五歩くらいなんだけど
走った直後、背後からもの凄い轟音が。
振り返らなくても分かる。敦君がさっきまで私達がいた場所に着地したのだ。
そのまま走り抜けられたら良かったんだけど、五歩で限界でした。私はつまづいて太宰さんの胸に倒れてしまう。
貴「は、っすみません。私の腕力ではこれが限界です……」
太「いや、大丈夫。寧ろ私の考えを上回っていたよ、Aちゃん。私にしっかり掴まって、離れないで」
言いながら太宰さんは片手を敦君へ突き出した。
十一話:太「あー、君とこのままくっ付いていられるのなら、敦君は虎のままでいいかなぁ」貴「馬鹿止めろ戻せ」→←九話:貴「太宰さんやだ……油断も隙もない何なのコワイ」
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ゆ - 終わり!?よければ続きを書いていただきたいです! (8月4日 16時) (レス) @page40 id: c79aedafe2 (このIDを非表示/違反報告)
アミィ(プロフ) - 続き楽しみです! (2022年11月20日 19時) (レス) @page40 id: c9eebc8f54 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - すごく面白いです! (2020年5月27日 15時) (レス) id: bb617ea598 (このIDを非表示/違反報告)
柊まふ(プロフ) - 面白いです!続きが気になります! (2019年6月25日 18時) (レス) id: 9a5360aa7e (このIDを非表示/違反報告)
りぼん - 国木田さん大好きなんでオチ希望です! 続編全裸待機 (2019年5月5日 1時) (レス) id: b54d609d72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宮野 x他1人 | 作成日時:2017年2月16日 16時