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五話 ページ6

云いながら発砲。先ずは一人、其処から次々に発砲した。
二人、三人と倒れていく。

貴「ハッ、ざまァ〜」

中「莫迦、気ィ抜いてンじゃねぇぞ!手前お嬢抱えてンだからよぉ!」

貴「気ィ抜いてなんかいねぇよォ、お前こそ喋ってて良いワケ?」

機関銃を取り出した奴の額を目掛けて発砲。
見事、ぶち抜く事が出来た

貴「ヒュウ、遣りィっと……おッ、此れもーらい」

エリス嬢を抱き抱えながら走り、先刻ぶち抜いた奴の機関銃を取る。

振り向き様に乱射。
ガガガガッ、と全弾敵に命中しバタバタと倒れていった。

貴「んー……此れで全部、か?おし、こっちは終ーわりッとぉ……そっちはー?」

中也の方へ顔を向けると、丁度最後の一人を殴り飛ばしている所だった。

中「嗚呼、丁度終わったぜ……相変わらず善い腕してンな、A」

貴「はン、褒めたって弾しか出ねえよ……中也こそ、片付けンの速いじゃん」

中「ハッ、手前こそ褒めたってしか拳しか出ねェよ」

目を合わせてニヤリと笑う。
そして俺は銃を中也に向け、彼は握り拳を作る。

そして俺は引き金を引いた。
……中也の後ろの奴に向けて。

彼は俺の背後に向けて拳を振った様だ。

同時に振り向き、互いに文句を云った。

貴「おーいー!一人残ってたじゃねェか!」

中「手前もだろうが!残ってただろ!今ぶん殴っただろ俺が!!」

貴「ハァン?弾当たってただろ?ッて事は俺残してねえし。其奴が気力で立ち上がっただけだしィ」

中「ハァ?ンな事云ったら俺だって殴ってたわ。其奴が目ェ覚まして立ち上がっただけだし」

そんな具合で云い争っていると、胸を殴られた。
あッ、エリス嬢居たの忘れてた……

貴「あ、嗚呼、もう大丈夫ですよ。外して大丈夫です」

エ「終わったなら速く云ってよ、不安に成るじゃない!」

貴「は、はい……済みません。」

エ「ふふ、善いわ。先刻のA、格好良かったから許してあげる」

エリス嬢はそう云ってにこりと笑う。

そのままアジトへと帰って行った。

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作者名:宮野 x他1人 | 作成日時:2017年2月10日 21時

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