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光への距離が56cm ページ26

青峰side

真田幸也と対決して
葵は、少しだが
嬉しいと言う感情が現れてきた

まぁ、相変わらず
目は、死んでっけどな

貴「何、笑ってるんだよ?。青峰さん
どうせ、また至らんこと考えてたんだろ?」

青「あ゙あ゙!。至らんことってなんだよ!」

貴「本人が分かんねぇこと
私が分かるわけねぇだろ」

鼻で馬鹿にしたように
ふん、と鳴らし
葵は、テレビをつけた

そこには、真田幸也と葵が婚約破棄!?、と
デカデカと映っていた

青「まだ、やってんのか」

貴「まぁ、大企業の婚約だからな
幸ちゃんも今回、凄い動いてくれたし
私のことは、隠したままでしてくれたしな」

……そういえば
葵にまだ言ってなかったな
葵の試合を見に行く前に
お前の弟に会ったってことをよ
まぁ、そんな急ぎで言わなくてもいいか

貴「そういえば、あの日から大我
全然、来なくなったな
そんなに、仕事忙しいのか?」

青「まぁ、そりゃー。消防士だしな
シフト関係とかもあんだろ」

貴「ふーん」

……なんで、ちょっと
悲しそうな顔してんだよ
俺がいんじゃねーか

…って、ん??
なんで、俺がイライラしてんだよ

貴「青峰さん……」

青「…!?。なんだよ」

ずっと、頭の中で
そう考え事をしていたら
目の前には、葵が立っていた

貴「大我がいなくて寂しいのか?」

青「……はぁ!?」

俺は、葵の言葉に
驚きを隠せず
声を張り上げてしまった

貴「だって、さっきから
すっげー、寂しそうに話すから」

青「んなわけねぇだろ!
あんな奴、別にいても
いなくても変わんねぇだろ!」

すると、葵は
俺の言葉に、プッ、と軽く吹き出し
もう一度、俺の顔をよく見る

貴「まるで、兄弟みたいだよな」

青「いらねぇよ。あんな兄弟
うるせーたらありゃしねー
休みの日まで俺の家に来て
バスケしようぜ!、とか言ってくる奴だぞ」

貴「信頼されてる証拠だろ
そーゆーの、すげぇ羨ましい
…私、そーゆーの…あんまりなかったからさ」

…そうか。こいつとこいつの弟の
海峰大悟って奴は、お互いに敵対心が
あったかもしれねーからな

お互い、その企業の
トップを奪い合うために

貴「小さい頃は、
なんにでも張り合ってたし
あの頃の私は、希望がある状態だったしな
でも、お願いされることなんて1回もなかったな」

青「葵?」

貴「…気にすんな!
あ、ご飯食べようぜ!」

葵は、無理をして笑い
台所へ向かった

考えてみりゃー。お前のこと
まだ知らねぇことだらけだな

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設定タグ:黒子のバスケ , 青峰大輝 , 火神大我   
作品ジャンル:恋愛
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Sirius(プロフ) - Chikakoさん» コメントありがとうございます!。こんばんは!そう言ってくれるだけで本当に心の支えです(;_;)。不定期だしゆっくりかもしれませんが、どうぞこれからもよろしくお願いします!。温かいコメント本当にありがとうございました!!! (2019年1月28日 20時) (レス) id: baf8d2c44e (このIDを非表示/違反報告)
Chikako(プロフ) - おはようございます!ゆっくりでもいいので頑張って完結まで書いて下さいね!楽しみにしています (2019年1月28日 6時) (レス) id: 1444114a71 (このIDを非表示/違反報告)
Sirius(プロフ) - 青峰君は最強ですさん» 青峰君は最強ですさん!。いつも続編や新作を作っては、真っ先に飛んできてくれて本当に感謝です!。ありがとうございます!(><)。そう言って頂けるだけで本当に嬉しいです!。ゆっくりなペースかも知れませんが、更新頑張っていきたいと思います!待っててくださいね (2018年10月5日 23時) (レス) id: baf8d2c44e (このIDを非表示/違反報告)
青峰君は最強です - 続編がキタ!嬉しい限りです!部活や就職活動などで忙しいかも知れませんが、無理をせずにSiriusさんのスピードで更新を頑張ってください!。これからの海峰財閥をきちんと見届けます!!応援しています!! (2018年10月5日 23時) (レス) id: 5c1bf4a078 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sirius | 作成日時:2018年10月5日 23時

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