84話 side 竈門 炭治郎 ページ36
炭治郎「俺の家はAさんの家でもあるし、Aさんは俺達の姉さんであり、妹だな!!」
善逸「あぁ・・・確かになぁ。大変な時、毎日お前ん家遊びに行ったもんな。あの人放っておくと危ない音してたし・・・って俺にとっても姉のような妹のような存在ですから!!炭治郎だけじゃないかんな!!!」
炭治郎「善逸・・・。そうだな!!俺達の家族の危機なら、やっぱり話を聞かないと!だろ?」
善逸「もぉ・・・わかったよぉ」
口では乗り気では無いものの、俺の前を歩く善逸は、やっぱりAさんの事が気にかかるようだ。
廊下に出てふと、外を見ると既に煉獄先生と伊之助が何やら取っ組み合い。
・・・いや、先生は全て受け身に見えるので、伊之助が拳やら足やらを振り上げているようだ。
その証拠に伊之助の「猪突猛進!!!」という叫び声が、締め切られた窓からでも聞こえてくる。
善逸「え、ちょっ!あいつ先生相手に・・・あれはいいのか!?」
炭治郎「いや、良くないよ。早く行こう!」
慌てて玄関から前庭に出ると、楽しそうな匂いの先生が仁王立ちして、悔しそうな匂いの伊之助が寝転んで文字通り悔しがっていた。
煉獄「アッハッハッハっ!!!嘴平少年、なかなか筋がいいな!しかし俺は剣道を教えているので、拳ならば素山少年の素流道場に行くといい!!!」
狛治「お前も入れー!!杏寿郎ー!!!!!」
煉獄「断る!!そして、先生だ!素山少年!!!」
素山 狛治先輩だ。
確か俺の同級生に婚約者・・・じゃなくて奥さんが居たはず。
噂だと狛治殿と言われるほど紳士的な様に思えたが、3年生の廊下の窓から叫んだ先輩は、少年のように見えた。
そんな先輩を煉獄先生がスパッと気持ちよく断って、俺たちのほうを見た。
煉獄「竈門少年、我妻少年、どうした?なにか質問があったのだろうか!」
むん!と胸を張る煉獄先生。
今は少しばかり怒りの匂いが薄らいでいるように感じる。
なんと切り出したらいいものか、しばらく黙りこくる俺に煉獄先生は首を傾げた。
善逸「何してんだよ炭治郎!Aさんの事聞くんだろ!?」
煉獄「Aさんの?」
炭治郎「善逸!えっと、その・・・そうなんです。煉獄先生、Aさんに何かありましたか?その・・・今日は煉獄先生から心配と怒りの匂いがしました。Aさんに何かあったのかと・・・思って。」
今度は先生が黙って、俺の顔を見つめてる。
俺が首を傾げると、困ったように笑った。
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ayame(プロフ) - 結さん» こんばんわ、前回のコメント消してしまいすみません。千寿郎くん直し、『揺れ動き輝く髪』はこれで合っています。会社から仕事に変更してみました!校閲いつもありがとうございます! (2021年12月28日 20時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 何度も続けてのコメントですみません。 この物語では煉獄さんって学校の先生ですよね? (2021年12月27日 18時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - またまた続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 52話のここの台詞 『煉獄さん、保育園の送迎に付き合ってもらうなんて・・・会社に遅れてしまいません?』 これ正しくは学校にではないんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) @page3 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 51話のここの部分 煉獄さん、千寿郎さんの稽古を見学した後 ここだけ何故千寿郎さん呼びなんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) @page2 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは揺れ動く輝く髪と、ではないんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ayame | 作成日時:2021年11月9日 20時