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63話 ページ15

『煉獄さん、胸の音まで元気いっぱいなんですね。ふふっ』

煉獄「む!藤枝さん・・・君って方は、」



更に煉獄さんの胸の中に引き寄せられて、

さっきよりも少し早くなった胸の音に

思わず肩が揺れてしまった。


今、この時が幸せ・・・


というものみたいで

ここがどこで、誰がいて、

なんてすっかり忘れていたものだから

次にかけられた声に

びっくりしすぎて顔もあげられなくなってしまった。




燈寿郎「ママときょーじゅろーはけっこんしたの?」

カナエ「そうですねぇ〜、まだだとは思いますが、実弥くんはどう思います〜?」

不死川「はァ?俺に振るなよ・・・」

宇髄「こりゃもぉ派手に結婚だなー、燈寿郎は弟と妹どっちがいいんだ?」

燈寿郎「とーじゅろーはね、どっちでもいいよ!」

宇髄「ほぉ〜、だとよ、お二人さん。」




なんて、燈寿郎の声と共に、本日のお客様の声が聞こえる。




煉獄「そうか!俺もどちらでもいいな!!!」

『〜〜っっ煉獄さんっ!!!』




─────
───




『さ、先程はその、すみません・・・』

カナエ「気にする事ないわ〜お似合いだったもの〜。ね、実弥くん。」

不死川「・・・チッ、」

燈寿郎「さねみくんはこわいかおなの?」

宇髄「んー?そんな怖かねぇよ、話しかけてみ。」

煉獄「そうだ!不死川は良い奴だぞ!!大丈夫だ、燈寿郎!」




あの後、客間へと移り、無事に自己紹介を終えた。


顔から火が出そうとはまさにこの事で・・・


まともに目が合わせられなかった。





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ayame(プロフ) - 結さん» こんばんわ、前回のコメント消してしまいすみません。千寿郎くん直し、『揺れ動き輝く髪』はこれで合っています。会社から仕事に変更してみました!校閲いつもありがとうございます! (2021年12月28日 20時) (レス) id: 4f859fede8 (このIDを非表示/違反報告)
- 何度も続けてのコメントですみません。 この物語では煉獄さんって学校の先生ですよね? (2021年12月27日 18時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- またまた続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 52話のここの台詞 『煉獄さん、保育園の送迎に付き合ってもらうなんて・・・会社に遅れてしまいません?』 これ正しくは学校にではないんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) @page3 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- また続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 51話のここの部分 煉獄さん、千寿郎さんの稽古を見学した後 ここだけ何故千寿郎さん呼びなんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) @page2 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
- 続けてのコメントですみません(>_<) これ正しくは揺れ動く輝く髪と、ではないんでしょうか? (2021年12月27日 18時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ayame | 作成日時:2021年11月9日 20時

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