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135.後輩の宿命 ページ40

「それじゃ、私はもう帰るよ」
「は?全然食べてねぇだろ」
「早くから任務入ってるから食べ過ぎるとダメなの…んじゃ、ごゆっくり〜」
「ちょっ!Aさん待…っ!」
「おいおい〜先輩を差し置いて帰るのかぁ?」


長居する気はサラサラ無かった為おいとまさせて貰う
それに気づいたミズハが立ち上がろうとしたら隣に居たシカクに絡まれてて、少し可哀想に思えたが許せ
後輩の宿命だ


「あんまり虐めないでよ私の可愛い部下なんだから」
「さぁね…って金多いぞ?」
「私の分と、ミズハ…それから今回の主役さんの分♪」
「んな、気ぃ回すなって」
「え?何言ってるの?残りは全部シカク持ちなんだよね?」
「はぁ!?」
「てなわけでシカクの奢りだってー!」
「Aーーッ!!!」


怒鳴り叫ぶ声が聞こえたけど知らなーい
正直ミナトの隣は危ないんだ
いつボロが出てしまうかも分からない
もう、好きじゃない


好きになるだけ無駄なんだ


そう、何度も自分に言い聞かせた
昔とは違うんだ









Aが抜けても、どんちゃん騒ぎは収まることはなかったけど
一人、その場に相応しくない表情で曇らせていたミナト
今動かなければ、きっとこれからもチャンスは来ない
そう理解しているけど身体は動くことを躊躇い
頭では拒絶されるんじゃないか、と思う恐怖でいっぱいだった
でもーー


「……ごめん、もう疲れたから上がるよ…コレ代金…じゃ!」
「ふぅ…全然疲れてるふうには見えねぇぞぉ〜っと」
「シカクなに独り言、言ってるの?あれ?ミナトは?」


こうしてる間にも空いてしまった溝は深くなるだけ…
ミナトはシカクに言い残し、その場を後にした
ボソッと呟きながらグラスに入ってる飲み物をシカクは一口、口にしつつミナトを見送った

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(プロフ) - 桜@symphonyさん» 作ってる本人が言うのもアレですが、私も胸の奥の方がギュッてなってます!(笑)気持ちが共有できて安心しました。そう言ってもらえると書いて本当に良かった!って気持ちになります。ありがとうございます!更新の方も頑張りますね (2017年7月19日 19時) (レス) id: 958addaae7 (このIDを非表示/違反報告)
桜@symphony(プロフ) - 読んでいるうちに胸の奥がぎゅうっとなります。 この微妙な距離感好きです笑 更新頑張ってください! このお話好きなんですっ!! (2017年7月18日 23時) (レス) id: 7086530ca0 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ミナト大好きさん» 作者スペースまで読んでいただき、ありがとうございます!はいっ!これからも頑張っていきたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いします (2017年7月14日 22時) (レス) id: 958addaae7 (このIDを非表示/違反報告)
ミナト大好き - コメント失礼します初めてイラスト観ましたカッコイイですこれからも最後まで更新頑張って下さい! (2017年7月13日 23時) (レス) id: 54870f527d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年6月25日 1時

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