Story19 ページ19
翌日
私は昨日の反動で高熱
まぁよくあることだ
人間で言うなら知恵熱みたいなもの
流石の私も大人しくベッドで横になるしかない
改めて部屋を見渡すと私の部屋はシンプル
魔品のひとつもおいてない
魔女らしくない部屋
前は…部屋には必ず植物があったっけ
魔石とかも飾ってたな
…触れたい
花や大地
触れたい愛したい
コンコンー
ソフィ「あら、起きてた?これ温かいスープよ。」
貴方「…ありがとう。ねぇソフィ」
ソフィ「どうしたの?」
貴方「………お花………花が…欲しいの。」
ソフィは私のお願いに目を見開いた
そりゃそうだ
呪いにかかってから見ることすら避けていたんだ
ソフィ「わかったわ。ハウルの様子見たあと買ってくるわね」
貴方「ありがとう」
これが呪いを解くことに繋がるのかは分からない
でも何もしないよりかはいいよね
貴方「クンツァイト……自然の恵…か。ほんと私、自然に恵まれて育ったから。自然が家族みたいな存在だったのよね。」
生まれたときから自然に囲まれていた
またそういう暮らしがしたい
自然達とお喋りしたい
みんなに恩返しをしたいの
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作者名:愛姫 | 作成日時:2023年1月11日 10時