Story18 ページ18
マ「A、僕変わる……!顔色凄く悪いよ!」
貴方「えへへ…少し魔法を使いすぎちゃった……」
クラッ
さっきから目眩が酷い
魔法は自分の中のエネルギーを使うからね
一度に使いすぎたら私みたいになる魔女も少なくはない
マ「Aは、もう休んで!後は僕がするから!」
貴方「ありがとう……」
少し悔しかった
いつも助けられてばかりで
自分の無力さに反吐が出る
呪いにかかる前は
こんなんじゃなかった
これぐらいの魔法で目眩なんて起きなかったし
これでも貴族出身よ
白魔女の大魔女様の跡継ぎだった
そんな私が今や弱体化して
呪いすらも解けない
コンコン
マ「A、大丈夫?ハウルさんのことはもう終わったからね。」
貴方「……ごめんなさい。私…何も「そんなことない!!!」え…」
マ「そんなことないよ!!Aはいつも助けてくれてる!自分で気づいてないだけでAは僕たちにとってもう居なくてはならない存在なんだよ!」
…そんなこと言われたら嬉しいに決まってる
わたしここに居ていいんだって
貴方「っ……」
マ「大丈夫だよ。僕もハウルさんもソフィもAのこと大好きだよ」
こんな私を大好きと言ってくれる人たちがいる
それだけで少し心が楽になった
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作者名:愛姫 | 作成日時:2023年1月11日 10時