私の願いは……【地縛少年花子くん】

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最近噂に聞いた16時の書庫




未来も過去も知れる。
でも赤い本は読んではいけない














花子くんのことを知れるかもしれない


そう思った私は早速書庫へ行った











隠し扉を見つけるのはすごく簡単だった
でも







花子くんの本はない










貴方「……はぁ帰ろう」




くるっと方向転換すれば、後ろに怪異……









え…怪異………？










貴方「ひっ………」









しかもこれヤシロさんにそっくり…
なぁに？これ











寧々「Aちゃん！！？」







貴方「…ヤシロさん……源くんも…」












なんでいるの？

何していたの？







これはなに？









聞きたいことは沢山あるけど

とりあえず今は








貴方「っ…走って！…あんた！こっちよ！」










ヤシロさんと源くんを突き飛ばして私は怪異を引き寄せる

素人の私でもわかる









この怪異はそこまで強くない

でもなんの力のない私は二人から引き離すしか方法はない












でも体力には限界があるもので



貴方「っあ…！」









つまずいてしまい追いつかれてしまった

このまま









このままやられたら

私も怪異になれるかな…？










なんて思った瞬間








パアンっと怪異が消えた








花子「大丈夫？！」









貴方「っ…花子くん…」










あなたの顔を見るとすごく安心するの

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