笑顔をなくした少女【ハウルの動く城】

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目を開けると朝だった。



ハウル「ん……あ、起きてたの？」




貴方「ううん、今起きた。」




まだ眠そうな顔をするハウル。
朝は弱いらしい



貴方「昨日…ありがとう。ずっと話しかけてくれてたの。ちゃんと寝てても聞こえてた」




不安がる私にずっと話しかけてくれてたの。
私が完全に眠りにつくまで



ハウル「いいんだよ。当たり前のことをしただけさ。」




それを、当たり前のことと言えるハウルは本当に素敵な人だ。



ハウル「熱は…まだあるね。」




貴方「フラフラする」




ハウル「そりゃ、高熱だからね。」




でも昨日よりは楽だ。




コンコン



ソフィ「おはよう。朝ごはん持ってきたわ。」



机に私達のごはんをおいて椅子に腰掛けるソフィ。



ハウル「わ、これ美味しいね。」



ハウルが食べてるのはフレンチトースト。
わたしのはお粥。



お粥もおいしい
私が飽きないように味付けも工夫されてて




ソフィ「顔色は昨日よりいいわね。よかった。」



貴方「ありがとう。」




マ「A大丈夫？」



貴方「うん、大分楽だよ。ありがとうマルクル」




マルクルは私に飛びついてくる。




マルクルは本当の弟みたいで




可愛い。

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