笑顔をなくした少女【ハウルの動く城】

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ハウル「酷い熱だ…」



ソフィ「魔力をなんとかしてあげられないの？」



苦しい、つらい
みんなが話している言葉すら聞こえない



ハウル「駄目だよ。自分で戦うしかない。魔力が大きいとね、こういう事もよくあるんだよ。」



ハウルが私の隣に横になって頭をなでてくれる。



お母さんもこうして撫でてくれてたっけ。
お母さん元気かな。お父さん無理してないかな




貴方「…おか……さん……」




自分でもどうして声に出してしまったのかわからない。



ソフィ「…大丈夫よ。私もハウルも側にいるからね」



ハウル「熱が治ったら会いに行こうね」




ハウルもソフィも優しいから
心がいっぱいで



自然と涙がでてきてしまう。




ソフィ「どこか痛い？」



ゆっくり首を振って痛くないことを伝える。




マ「ソフィ、隣の国の王子様がきたよ。ソフィに会いに来たって」




そっか。
ソフィ、結婚するんだっけ。




やだな。まだ行かないで。
側にいて




ソフィ「大丈夫よ。すぐ戻ってくるから。ハウル、ちょっと看ててね。」



ハウル「任せて」








はやく熱下がってよ

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