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その日の夜
私はハウルが心配で眠れず1階へ降りる


リビングに入ろうとしたときだった



カ「あんまり飛ぶと戻れなくなるぜ」



そんな声が聞こえて私は急いで部屋に入る。
そこには少しぐったりしたハウルがいた



ハウル「…起きてたの?」




私は無言でうなずく。
私に魔法が使えたら治してあげられるのに



ぼろぼろなハウルを見ていることしかできないなんて。



ハウル「おいで」




私は思いっきり飛びつく。
鉄と血の匂い。。



貴方「傷…治してあげられなくてごめんね…」




ハウル「気にしないで。僕は大丈夫だよ」




私は首を横に振る。
大丈夫じゃないじゃん。



こんな傷だらけで



貴方「私もハウルの為になにかしたい。」




魔法も使えない私に何ができるの?




ハウル「A、自分を責めちゃだめだ。君は充分僕を助けてくれているよ。ね?」




違う。
私何もできてない



私ばかり助けられて
私ばかり甘えて




貴方「くや…しい…」




魔法が使えないこと
自分を好きになれないこと



私にとって魔法は、生きがいだった
自信の源だった




ハウル「A、Aは魔法が使えなくても素敵な人だよ。毎日めげずに勉強して、夜中もこっそり隠れて魔法使おうとしてるの僕知ってるよ」




バレてた




でも不思議
ハウルにそう言われると





何故か落ち着くの。
信じられるの




ねぇハウル。
私が魔法を、取り戻したら




私があなたを一番に癒やすから
私があなたを助けるから




もう少し待っててよ。

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ふじか(プロフ) - 私には喜が無くなったと言っているのに4ページ目でうれしいと主人公が言っていますが… (2023年2月13日 9時) (レス) @page4 id: ad301dbcf6 (このIDを非表示/違反報告)
遊ちゃん_SKZ(プロフ) - めっちゃ好きですそして面白い.... (2023年1月24日 15時) (レス) @page35 id: fe8355afed (このIDを非表示/違反報告)
__ne_mU_(プロフ) - すてきです...見守らせてください (2021年4月9日 6時) (レス) id: f6c78d4589 (このIDを非表示/違反報告)
ほのぼの(プロフ) - 面白いです!!!!!!更新頑張ってください(*⌒▽⌒*) (2021年4月8日 21時) (レス) id: 4e8f02369b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛姫 | 作成日時:2021年4月8日 17時

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