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三途「おらよ、これで最後だ」
私の荷物を部屋まで運んでくれたのは三途さんだった
疲れたのかソファに座り込んでる
さっきかったお水をお礼に渡す
三途「…お前、本当にいいのかよ。嫌になっても一生逃げれねぇぞ?逃げたらスクラップな世界だぞ」
貴方「…私、本当に何も感じないの。スクラップって言われても怖くない。「楽になれるかも」って気持ちしかない。」
きれいなエメラルドの瞳が大きく開く
三途「……もし…怖くなったりしたら俺を頼れ。」
貴方「覚えていたらそうしますね!」
三途「はっ、生意気。つか、敬語忘れてんぞ」
貴方「!…えへへ……敬語慣れしてるから…難しいな」
今度は少し頬を赤らめる三途さん、
何だろこの人情緒不安定?
三途「それと、春千夜な。その『三途さん』っていい加減気持ちわりぃからやめろ」
貴方「………………………春…ち…よくん……」
おかしいな
蘭さんや竜胆くんのときは緊張しなかったのに
春千夜くんのときだけ緊張するのは気の所為、
気の所為だ
こんな感情はとっくの昔に
『こわい』とともに捨てたはずだから
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いちご丸 - 続き気になります、、! (9月2日 17時) (レス) @page35 id: 7e45dba670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛姫 | 作成日時:2023年3月14日 20時