story22 ページ22
貴女「あ、万次郎くん。お疲れ様」
万次郎「…マイキーでいいよ。」
貴女「マイキー?」
万次郎「ん。そっちのが嬉しい」
ふわりとした笑みを私に向けてくれる
この人…なんで不良してるんだろ
そう思うぐらい笑顔は優しい
蘭「すげぇなお前。ボスに心許してもらえるとか」
貴女「?ボスとしてしか見てないから…じゃない?確かに立場は大事だけど…ボスである前にマイキーも一人の人間だもの。」
みんな目を丸くして私を見ている。
なにかおかしなことをいっただろうか
万次郎「はは、あんたは俺らには勿体ねぇ仲間だな。心もきれいすぎる」
貴女「………っ……あー!早くケーキ食べたいな。」
三途「うわ、あめぇのしかねぇ」
蘭と私とマイキーはケーキをたくさん食べたけど
竜胆と春千夜くんはコーヒーのみ
竜胆「そういや、ヤク中のことだけ呼び捨てにしないよな。なんで?」
貴女「…………………」
意識してしまってる自分がいるから
なんて答えられない
春千夜くんが私を好きって言ってくれたあと
私は泣いてしまった
でも受け入れたわけじゃないし
自分の気持ちも否定したままだった
好きって言われてから更に意識してしまう自分もいる
それでも恋をするのが怖くてブレーキがかかる
貴女「……さぁ……なんでだろうね」
なんてごまかす私をゆるしてほしい
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いちご丸 - 続き気になります、、! (9月2日 17時) (レス) @page35 id: 7e45dba670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛姫 | 作成日時:2023年3月14日 20時