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「君は何組?」
『えっと。3組です』
「了解。着いてきて」
先輩との会話はお喋りや少女漫画みたいに出来事はない。淡々に言葉を繋げていくだけだった。
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歩いている最中も会話なく、黙々と今歩いていることにだけ集中していた。
いつの間にかに昨日ぶりに見た教室が私の目の前に見えた。今日から本格的にここで学校生活を送っていくのだ。
「はい、ここだよ」
『その...ありがとうございました! 』
名惜しいけどそれだけの言葉を残し、会話は終了した。
名前も知らない先輩だけど、先輩がまた下の階へと戻る姿は綺麗に見えるような気がする。
やっぱり優しい先輩だ。
恋をするなら、水野くんみたいに爽やかで、あの先輩のような優しくて綺麗な人が好きだと今更ながら感じた。
と、勝手に妄想諸々しているところだった。もう目の前にある教室へ歩くところ、見覚えのある男子生徒の声がうっすらと聞こえた。その声は多分、嫌絶対優斗くんの声だ。
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音瀬(プロフ) - ユッビーさん» 了解です。ありがとうございます! (2022年2月12日 15時) (レス) id: fdcab16d8d (このIDを非表示/違反報告)
ユッビー - すみません、評価忘れてました!今しといたので……!本当にすみませんでした!! (2022年2月12日 15時) (レス) id: 47dc307598 (このIDを非表示/違反報告)
音瀬(プロフ) - ユッビーさん» ありがとうございます。ほとんど思い付きで書いたものなのですが、そう言ってくれると嬉しいです!本作品は昔に書いたものなので、結構直したいところも山々ですね笑 素敵な企画を考えて下さりありがとうございます。 (2022年2月12日 14時) (レス) id: fdcab16d8d (このIDを非表示/違反報告)
ユッビー - イベントから失礼しました(*- -)(*_ _)ペコリ (2022年2月12日 14時) (レス) id: 47dc307598 (このIDを非表示/違反報告)
ユッビー - 音瀬さん» そうですか…、22日以降がとっても楽しみになりました! (2022年2月12日 14時) (レス) id: 47dc307598 (このIDを非表示/違反報告)
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