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「もしかして迷子?」
と一般男性よりも高い声が私の耳に入った。


私は無意識に震える唇で『は...はい、そうです』と応えた。


一瞬顔を見たところ、ネクタイの色が私とは違う色、緑に近い青色だった。

昨日知ったところ、この学校はネクタイの色で学年が分かれているらしい。1年は赤に近いピンク、2年は緑、3年は緑に近い青色。学年は変わるが、ネクタイの色はずっとこの色らしい。なので今年はこの色だと言うこと。

なのでこの人は3年生の先輩だ。
何故ここに3年生の先輩が居るのかわからないけど、きっと何か用があったのだろう。


「よく迷子になるんだよね。ここの学校広いじゃん?だから俺が迷子になった1年を助けてるわけ」

まるでこの先輩は私の心を聞いたのかのようにスラスラと話していく。


『そ...そうなんですか?ありがとうございます』

誰かに頼まれたのだろうか、それとも自分の意思でしたのだろうか、どちらにしてもこの人は優しい人だ。

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設定タグ:恋愛 , , 少女   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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音瀬(プロフ) - ユッビーさん» 了解です。ありがとうございます! (2022年2月12日 15時) (レス) id: fdcab16d8d (このIDを非表示/違反報告)
ユッビー - すみません、評価忘れてました!今しといたので……!本当にすみませんでした!! (2022年2月12日 15時) (レス) id: 47dc307598 (このIDを非表示/違反報告)
音瀬(プロフ) - ユッビーさん» ありがとうございます。ほとんど思い付きで書いたものなのですが、そう言ってくれると嬉しいです!本作品は昔に書いたものなので、結構直したいところも山々ですね笑 素敵な企画を考えて下さりありがとうございます。 (2022年2月12日 14時) (レス) id: fdcab16d8d (このIDを非表示/違反報告)
ユッビー - イベントから失礼しました(*- -)(*_ _)ペコリ (2022年2月12日 14時) (レス) id: 47dc307598 (このIDを非表示/違反報告)
ユッビー - 音瀬さん» そうですか…、22日以降がとっても楽しみになりました! (2022年2月12日 14時) (レス) id: 47dc307598 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:音瀬 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年8月17日 19時

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