27 テレレテッテレーン♪ ページ41
そのまま歩いて建物に着いた。
『リムル様ーどうですか?』
「擬態完了・・・・・・!」
リムルは私たちをチラリと見てから目を見開いた。
「えっ!?お前らユキルとミィか!?えっ!?」
だいぶ混乱している様子。
受肉(?)を勧めたのはあなたじゃないですか・・・・・・言わないけどね。
ま、私はともかくミィの変わりようが凄いからね。
スライム要素ほとんど無いもん。髪色くらいしか残ってないよ?
「・・・・・・まぁこんなもん・・・・・・なのか?まぁ良いか。よし、飯にするか!」
リムルの号令でシュナさんとゴブリナの皆さんが料理を運んできてくれる。
「今日はオムライスですよ」
黄色のふわふわしてそうなオムレツ、鮮やかな赤色のケチャップライス。
付け合わせのサラダも彩りが鮮やかだし、スープからも良い香りが漂ってくる。
『いただきまーす!』
ふと隣を見るとミィは既にスープを飲み干していた。え、早くない?
そのまま見つめているとオムライスをガツガツ食べ出し、サラダも時々つまむ。あっという間に全て食べ終えてしまった。
『ミィ・・・・・・早食い選手権出られるんじゃない?』
「面倒くさいから嫌だ。おかわり!・・・・・・お、お願いします」
ミィが敬語を付け足したのはシュナさんの威圧感溢れる笑顔が怖かったからだろう。うん、私も怖かった。
「いやー、それにしてもミィは凄い食い付きだよな。なんでそんなに食うんだよ?」
リムルが問うとミィはピタリと動きを止めた。そして少しするとポツンと呟く。
「・・・・・・昔、あんまり美味しいものが食べられなかったから・・・・・・なーんてね!よし、続き食べよう!」
確信した。ミィは元の世界で虐 待を受けていたのだろう。それなら美味しいものどころか満足に食事も与えてもらえなかったのではないだろうか。
リムルを見ると険しい顔をしていた。あの感じだと多分何かが可笑しいって気付いたな。
多分食後は・・・・・・ミィの過去を知る事になるかもしれない。きっと想像以上に辛い現実だろう。
少しでも心の準備をしておこうと思い、私はこっそり深呼吸をした。
───────
まふまふさん、ハピバですね!
あと宣伝。
新作作っちゃったよ・・・はは。
Another World【名前変換オリジナル】
28(長文注意)→←26 受肉のような・・・もの・・・なのか!?
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霧雪@誤字王女(プロフ) - 果汁ジノ%さん» ・・・あっ (2019年1月8日 19時) (レス) id: dcec4ba55e (このIDを非表示/違反報告)
果汁ジノ%(プロフ) - 設定に性別なしと書かれているのに容姿で幼女と書いてあるのは……突っ込まない方が良いですかね (2019年1月8日 16時) (レス) id: e1e76f0140 (このIDを非表示/違反報告)
霧雪@誤字王女@怠惰の眠り(プロフ) - ごめんなさい_|\○ _あらすじ(?)の右上に文字の大きさを変えるところがあると思うんですが、そこのCSSと書かれているところのスイッチみたいなのを押すとCSSをオフに出来ると思います!これからも更新頑張りますね! (2018年12月3日 16時) (レス) id: dcec4ba55e (このIDを非表示/違反報告)
めろ(プロフ) - すみません( ; ; )文字が見えにくいので背景(?)を変えていただきたいのですが(/ _ ; )物語はさいこーです! (2018年12月3日 10時) (レス) id: dedbfedcbe (このIDを非表示/違反報告)
霧雪@誤字王女@怠惰の眠り(プロフ) - さん» あっ (2018年12月2日 20時) (レス) id: dcec4ba55e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:村人A&紗雪 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a0dca1215a10/
作成日時:2018年8月6日 14時