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国見「…それは…」



国見くんからの返事を待ち、国見くんの瞳を見つめる。



国見「…何となくそんな気がして、って、言ったじゃないですか。」



今一瞬、目が揺れた。



ダメじゃん、隠すのなら最後まで隠さなければ。



『ふうん、じゃあ、これが最後の質問ね。』



僕はこういうとき、何があっても間違えない自信がある。



『君、本当は気付いてるでしょ。』



そう言えば、また少しだけ目が揺れる。



誰でも、何かを隠そうとしたり嘘を吐こうとすれば、目が揺れる。



ヒロイン潰しをして来たからこそ、それはよく知っている。



国見「…何を、ですか。」



『私がマネージャーになった理由、晴宮先輩のこと。』



国見「何のことか分かりません。」



『中学時代から知っているなら、複雑だとは思うんだよ。

でもさ、だからこそ、ずっと見て来たからこそ分かったんじゃないの?

それで守ろうとしているのなら、逆効果だと思うんだけど。

それは彼女の甘えであり、決してそこで君が甘やかしていいところではない。

恩を感じているのなら、余計にこの状況で甘やかすのはよくないんじゃないかな。

それじゃあ彼女が先に進めないだけじゃないか。』



言い返す言葉がないのか、口を噤んで何も言わなくなる。



『やっぱり君は、賢い子だね。』



冷静で、周りを見ているね。

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麗羽(プロフ) - 強豪校の、重さ めちゃくちゃ心に刺さりました。名言 (2019年8月19日 20時) (レス) id: 835b4d5769 (このIDを非表示/違反報告)
心月美玲(プロフ) - 雪さん» コメントありがとうございます!澪くんお気に入りなのでそう言っていただけると嬉しいです!ありがとうございます!! (2019年6月3日 12時) (レス) id: d8253c3587 (このIDを非表示/違反報告)
- 1全て読ませていただきました!今から一気読みしようと思ってるんですけど澪くんとの絡みが好きで思わずコメントしてしまいました、笑 (2019年6月3日 2時) (レス) id: fdcb0192f2 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと - 心月美玲さん» そう言って貰えると嬉しいですっ (2019年5月12日 0時) (レス) id: af03d2f690 (このIDを非表示/違反報告)
心月美玲(プロフ) - ちさとさん» 全然大丈夫ですよ、教えてくださったのがありがたいので!気にしてないので!! (2019年5月11日 22時) (レス) id: d8253c3587 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心月美玲 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年5月6日 22時

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