21話☆ ページ23
山南「…本当に、新選組を調べていた者とかではないのですね。」
原田「表だけの名前でも知られてそうなのになぁ。」
「いや私さっきこの世界きたばかりだし…。」
そうなんですよさっきなんですよ。
ついさっき、この世界に来たばっかりなんですよ!!
『…ならば、挨拶した方が良さそうですね。』
そう言って私を見たテンマさんは、静かに自己紹介を始めた。
『新選組三番組副長であり斎藤一の小姓…そして、新選組裏幹部である天馬千桜と言います。』
…え、
『以後、お見知りおきを。』
「ええええええええええ!?!?」
待って、今いくつか掛け持ちしてたよね!?
掛け持ちバイトか何かですかこれは!?
沖田「うるさいなぁ…もう少し静かに騒げない?」
「静かに騒ぐとは!?」
ていうか、
「裏幹部って…つまり裏ではあるけどみなさんと同じくらいの地位には居るってことですか!?」
『そうなりますね。』
…って、テンマさんって名字!?
「ち、ちなみに漢字の書き方は…?」
『天に駆ける馬、千本咲く桜。』
千咲じゃなくて千桜なんだ…ええ、待ってキラキラネーム←
近藤「とりあえず…そうだな、どうしようか…」
『僕自身が小姓なのですが…僕的には問題ありませんよ。』
えっ
沖田「ちょっと、冗談で言ったんだけど?そんなのも分かんない?」
…突然、提案したはずの沖田さんが少し焦るようにそう言って来る。
何…?
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