ハツコイソウ【d!】 (ページ3)

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いちページ3

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ﾁﾁ

ﾋﾟﾁﾁﾁﾁ

外から聞こえる鳥の声で目が覚める

『あふ…くぁ～』

｢グルルルルﾙﾙ｣

『あえ、おはよ』

何故かグリちゃんが部屋に入ってきてる…
ま、いっか

ちなみにグリちゃんとはうちの家族のヒッポグリフのこと、

ﾊﾞﾀﾝｯｶﾞﾁｬｯ
『おはよ～！みんな！！』

ﾋﾟｭｲ～～～ｸﾙﾙﾙﾙﾙ

『ふふっくすぐったいなぁ、へへ』

寄ってくる鳥さんたちと遊びながら水を汲みに行く

ｷﾞｨｷﾞｨｷﾞｷﾞ…

『そろそろ固くなってきたっ、なっ…』

重…

昨日雨が降ったせいなのか井戸の紐が上手く上がらなくて困っていると

｢ﾋﾟｭｲ------｣

『この声は！！』✧✧

バサッ
｢ｷｭﾙﾙﾙﾙ｣

『フォス！手伝いに来てくれたの？』

｢ｷｭﾙﾙﾙﾙ！｣

ひと鳴きするとフォスは魔法で水を汲んでくれた

『ありがとう！フォス』

フォスもうちの家族でフェニックスなんだよ

そのままフォスを肩に乗せながら帰ると家の前でグリちゃん達が待ってた

『あちゃ～心配してくれたの？ごめんね、ありがとう、心配させちゃった事だし早くごはんにしよう！』

そのまま家に入り台所に行く

『あっグリちゃんお馬さん達にもこれ持ってってくれる？』
野菜と果物の入ったバスケットを渡す

｢グルッ｣

『うん！ありがとね』

暫くすると
食卓にご飯が揃いグリちゃんも帰ってきた

『はい、みんな座って～』

ｶﾁｬ

『本日も生命の恵に感謝致します、

いただきます』

～～～～

朝餉も終わり、今は職場に向かっている
おっそろそろ着きそうだ

『エミリーおはよ！』

｢あ！おはよティア！｣

エミリーは職場の友人で元気で可愛い女の子
だ

『そろそろマスターグリーンが来ちゃう！急がないと！！』

｢えっもうそんな時間？！｣

ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ

私達は更衣室へ急ぐのだった

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