ドラマティックなLIFE【ヒプノシスマイク】

Tragedy(表現注意) ページ11

この場所特有の甘ったるい匂い______



煙草と、汗と、イヤな匂い______



下品な荒い呼吸______



隣から漏れ聞こえてくる煩いくらいの嬌声_______




男は性急に私の身体を抱きベッドへ沈む_______




片手でネクタイを緩めると、私の身に纏っているものを乱暴に引き剥がす_______





そして男は私の露わになった肌に舌を這わせる______



それに応じ尤もらしく嬌声を上げると、男は恍惚の表情を浮かべ視線は下へ________









　
事を終え、気怠い体を無理矢理起こす_______



「今日はありがとう。また、よろしくね」



男はシャツに袖を通しながら私に言った______




「はい、またお電話待ってますね」


床に散らばった自分の服を拾い上げ痛む身体に鞭打ち、身に纏う_______




「はい、お代ね」


帰り際、男から2枚の紙幣を受け取る______







「それじゃあ、また電話するよ」


「はい、お待ちしてます____さん」



軽く手を振る男に、手を振り返す_______




そして、男は帰宅ラッシュの人の流れに紛れ込んでいった__________





私は身体に残る気持ちの悪い感覚を消すため、自宅に急いだ________









*
なんとか捻り出したなんかアカンこの1話
読者さま…肌に合わなかったら全然読まなくて大丈夫ですよ…。
まぁ、こういった表現はこの話(わ)だけですので！

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