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『け、けけけけ、賢治くん何でここにいるの？！』
「賢治、この子と知り合いなのかい？」
綺麗な黒髪ショートで、白衣を着ている女性が賢治くんにたずねる。
「はい！だってAちゃんは、僕の住んでいたイーハトーヴォ村の隣の村に住んでいましたから！
ちっちゃい頃からよく遊んでましたよ！」
・
・
「「「えーーーーーーー！？！？」」」
賢治くんは平然とした顔で言ったが、探偵社員一同は驚きの声をあげた。
「やっぱりな、何か服装が似ていると思ったんだ。」
国木田さんが呟く。
『そういえば、この服は賢治くんに貰ったんです。隣の村に住んでいたので、畑仕事を手伝いに行くこともありましたし！』
「ここで再び出会えたのは奇跡ですわね！」
今度は18才くらいの女の子が長い黒髪をふわりと揺らして言った。
「じゃ、私達は少し用があるから皆で話しといてね〜。」
そういうと、太宰さんは、国木田さんと一緒に社長室らしき部屋へ入っていった。
「じゃ、太宰と国木田が戻ってくる前に自己紹介でもしとこうか。
あたしは与謝野晶子、医者だよ。与謝野先生とでも呼んでくれ。」
ニッコリと笑う与謝野先生はまさに女神だ...
その後も自己紹介は続き、
黒髪ロングの女の子は、谷崎なおみ。
なおみさんの兄、谷崎純一郎。
そして幼なじみの、宮沢賢治。
その場に居る人の自己紹介が終わった。
谷崎兄妹は、兄の方を"谷崎さん"、妹の方を"なおみさん"と呼ぶことにしようと決めた。
『私は桜田Aです。皆さん、よろしくお願いします！』
「Aちゃん、よろしくね。それと、まだ任務に行ってるから帰って来てないけど、あと3人社員がいるんだよ。」
と、丁度谷崎さんが言った時に探偵社の扉が開いた。
「帰ってきましたわ、お帰りなさい！」
なおみさんが嬉しそうに言う。
探偵社員皆のことが好きなんだということが伝わってきた。
うん...かわいい！
帰ってきた社員の自己紹介をして、
白髪の男の子が中島敦。
和服を着ていて、私より少し背の小さい子が泉鏡花だと知った。
「あ、Aちゃん、洋服買いに行きますわよ！」
「確かに、濡れてる服じゃ風邪引くよ。」
「もしかしてA、気づいてなかったの？」
『え、いや、はい？えーー？！』
その後、なおみさんが急に出した服買いに行く宣言によって私は、なおみさん、与謝野先生、鏡花ちゃんと共に服を買いに行くのだった...
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こぎつね(プロフ) - わぁ...！とっても嬉しいです！コメントありがとうございます(*´∇｀*)これからも更新は遅いことが多いですが、頑張っていきますね(^-^)ゝ゛ (2021年2月23日 20時) (
レス) id: b879b0bfc9 (このIDを非表示/違反報告)
夢風(プロフ) - コメント失礼します。夢風と申します。お話、楽しく読ませて頂いております。これからも頑張ってください！ (2021年2月23日 19時) (レス) id: b11d0cfa2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こぎつね | 作成日時：2021年2月7日 5時
