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第二十二話____ ページ24

次の日、私は駅の改札口で清志先輩を待っていた。

初めて、彼氏と登校する。
登校だけだけど、私からしたらかなりの関門だよ……。

「……A!」

恥ずかしそうに私の名前を呼ぶ、清志先輩(彼氏様)
下の名前で呼んでくれるようになった先輩は、まだ慣れないようで、「A」だけでも顔を赤く染める。

……私、今、すごく幸せです。
二年生になって、すぐに、好きな人と付き合えた。
桜の季節、私の心も満開ですね、はい。

「……先輩!」

「ん?」

「私、幸せです!ありがとうございます!」

心からの感謝を、愛する人に。
そして、

「A、頑張れよ」

そう言って先に学校へ向かう君にも、感謝を。
ありがとう。

「A、お幸せに……って宮地サン!?」

吃驚しながらも幸せを願ってくれている君にも、感謝を。
ありがとう。

「……こちらこそ、な」

照れたようにしてこっちを向き直る先輩、
一番の感謝は、先輩に。

そして、私はこれからも、先輩しか愛さないと思う。

先輩が私のことを突き放しても、
浮気されても、

絶対に。

ただ単純に、貴方のことを想っています、清志先輩。
これから、どんなことがあっても_______。


fin..

あとがき____1→←第二十一話____*



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茉佑.(プロフ) - お魚屋さん» コメントありがとうございます。そんな褒められたら照れちゃいます← 終わってから結構たちますけど、読んでくださる方がいてとても嬉しいです。ありがとうございました! (2015年11月22日 16時) (レス) id: 7578abfe29 (このIDを非表示/違反報告)
お魚屋(プロフ) - コメント失礼します。この作品、とても面白かったです!私は恋愛ものを書くのも読むのも苦手ですが、この作品はスラスラ読めました!話の展開が多く、伏線回収が気持ちよかったです!このような作品は連載中に出会いたかったです笑 (2015年11月20日 23時) (レス) id: 8a81ee35e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茉佑 x他2人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年8月22日 10時

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