第二十一話____ ページ22
「え……」
私は、清志先輩から離れて、今清志先輩が言ったことを理解することにした。
が、清志先輩は私が離れた瞬間にまた抱き着いてきた。
「え、ちょ、どうしたんですか、先輩!?」
私が叫ぶと清志先輩はだぁぁぁあ、と言って私の腕を掴む。
「俺は、お前のことが好きだ、皇」
…………………………………………え?
思考回路が停止した。
私は今、清志先輩に告白された……ってこと?
え?え??え???
「……返事は?」
悲しそうにこっちを見つめてくる先輩。
あぁ、そういうことなのか、と納得する。
我ながら酷く冷静だ。
「私も、好きです……!!清志先輩のこと、大好きです!」
そう言ったら涙がとめどなく溢れてきた。
そして清志先輩もまた泣いていた。
「俺でいいのか、なんてありきたりなことは言えねぇけど……
A、これからは俺を彼氏として見てな?」
「……はいっ!!」
私、
人生初、彼氏が、できちゃいました。
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茉佑.(プロフ) - お魚屋さん» コメントありがとうございます。そんな褒められたら照れちゃいます← 終わってから結構たちますけど、読んでくださる方がいてとても嬉しいです。ありがとうございました! (2015年11月22日 16時) (レス) id: 7578abfe29 (このIDを非表示/違反報告)
お魚屋(プロフ) - コメント失礼します。この作品、とても面白かったです!私は恋愛ものを書くのも読むのも苦手ですが、この作品はスラスラ読めました!話の展開が多く、伏線回収が気持ちよかったです!このような作品は連載中に出会いたかったです笑 (2015年11月20日 23時) (レス) id: 8a81ee35e9 (このIDを非表示/違反報告)
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