58 急変 ページ9
壬氏(心を抑制した負荷は病へと変わる…無くしてからでは遅いこともある…クソっアイツが1番キツい時に)
壬氏『麗華!!』
麗華は喘息用という煙を吸いながらも咳込み続け呼吸がおかしい
猫『麗華!!私と目を合わせて喘息の呼吸音は聞かれないから薬が効いてる。今は過呼吸だ…分かるな?私と一緒に呼吸するぞ……そうそうゆっくりでいいから…うん……大丈夫…もう大丈夫だ麗華』
麗華『猫猫、壬氏様、先生ありがとうございました…ゴホッゴホッ』
医官『3日分渡すからこれに包んでるのは夜に飲みなさい…部屋に戻ったらこっちから飲んでね』
麗華『ありがとうござい…ます』
壬氏『無理するな💦…先生ありがとうございました』
ウトウトする麗華を横抱きにし後宮の入口付近で
猫『私はここで失礼します壬氏様…麗華の夜の薬は』
壬氏『だいたい検討はつく』
猫『分かりました…何かあれば仰ってください』
壬氏『世話になった』
水蓮や高順が青白い顔の麗華に驚いていたが麗華を自室に連れていき夜用の薬を飲ませ抱きしめながら眠りについた
翌朝
まだ眠っている麗華を見て仕事をはじめた
高順『先日の報告がようやく届きました』
木簡騒動を調べさせ2ヶ月だ
壬氏『時間をかけすぎだ』
鋭い視線を送るも言い訳しない高順
高順『申し訳ありません。意外と大物でした…柘榴宮、風明、淑妃の侍女です』
書簡を広げ壬氏に見せる
高順『それと後宮内の侍女の水死体が発見されました』
その話の時
『お話中宜しいでしょうか?』
壬氏『麗華お前はまだ寝てろ!!』
『充分休む時間はいただきました…昨夜はありがとうございました
後宮の先生だけでは荷が重いと判断し検死は私が行きます。それと亡くなった侍女関連含め』
壬氏『どういう事だ……』
『高順様ほどの優秀な方が2ヶ月もかかった報告と今回の侍女の水死体。慣例性が0とは言いきれない状況なのと猫猫にお礼を伝えたいので』
壬氏『朝、昼の薬は必ず飲め。体調に変化があればすぐに知らせろ。いいな?』
29人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひかる | 作成日時:2023年12月21日 15時