今日:83 hit、昨日:14 hit、合計:15,759 hit
小|中|大
93 互いの気持ち ページ44
主から頂いた簪は月を象ったもの……瑞月の月に因んでかな?と思いつつ執務室での仕事をしながら玉葉様の事を聞いた
『猫猫も居ますしもう少し様子を見てから私もお伺いします』
壬氏『頼んだ』
『御意』
軍部に行くのは少し勇気がいったが変人・曲者で有名な羅漢様自ら
羅漢『あの時は私の玉を守ってくれてありがとう』
『いえ。私にとっても大切な人なので』
たったこれだけの会話だがいつもなら遠回しに言ったり要件まで辿りつかない事が多々あるのだが
流石は父親だな
この事について猫猫に言うつもりもないけど離れていても〖父親〗なんだなと思いながら
私の仕事部屋へ行き溜まりに溜まった仕事を片付け鍛錬してる部下達の元へ行った
その後今年の冬はちょっとした風邪から始まり胃腸炎まで宮廷内で流行りてんやわんやして玉葉妃にお会い出来なかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
29人がお気に入り
29人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひかる | 作成日時:2023年12月21日 15時