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猫『やはり…麗華の見解通り仮死状態にし仲間が来るのを待ち棺を入れ替えた…高順様あそこの棺桶を調べていただけますか?』
高順『1箇所、釘跡が見える所があります』
壬氏『最初から仮死状態だったが死亡したとして発見され検死後息が吹き替えせる程度に毒をあおり仲間が救出し逃亡したと』
猫『麗華の憶測を元に調べたらその結果でしたので』
壬氏『そうか……分かった…皆時間を取らせた』
╴ ╴ ╴
麗華はまだ目覚める事無く5日を経過したころ
壬氏『薬屋、頼みがある』
猫『麗華のことならば喜んで』
壬氏『ある意味そうかもしれんな……玉葉妃の月の道が途絶えているらしい』
猫『ご懐妊の可能性ですね。医官同等であり公主様も取り上げた麗華が行くのもありですが私は元々玉葉様の侍女だからそちらが自然だと…』
壬氏『それもあるが、
猫『御意』
╴ ╴ ╴
壬氏の寝室の
水蓮『優秀過ぎるのも大変だね……早く目覚めて…私の可愛い麗華』
その時
『…ぅ……う…』
水蓮『麗華?!分かる?手を握るか目を開けてごらん?』
ゆっくりと重たい眼を開き水蓮の手を握りながら
『壬氏様や皆様は大丈夫でしたか?』
いつだって最優先は主や周り…もっと自分を労わってと思いながらも
水蓮『坊っちゃまも皆様も大丈夫。先生と坊っちゃまを呼ぶから待っててね』
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作者名:ひかる | 作成日時:2023年12月21日 15時