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私がバタバタしてる時猫猫は高順様から昔の事件についての相談をされていた
猫猫のもとに行く前に、主、高順様から河豚の毒性を聞かれ色々な可能性を伝えるもそもそもその当時他の食材等何を使ったか分からない事を伝えた時に呼び出しをくらい
その引継ぎで猫猫が駆り出される事になってしまった
何か証拠になりそうな物を持ち帰って来た猫猫に会い
『途中で任せることになってごめんね』
猫『麗華は元の仕事量が多いから大丈夫。1つ質問したいんだけど倭国に毒のある海藻はある?』
『あると言えばあるよ。石灰に漬け込む事で毒素を抜くと言われてるけどわざと混入させる以外では使用する者はいなかったかな』
猫『ありがとう』
╴ ╴ ╴
後日、猫猫から聞いたのは
犯人は倒れた珍味好き役人の弟…買付け先を見つけたら自白したらしい
犯行理由は長子は大切にされるが次子は蔑ろにされる事への不満で出来心だったそうだ。
子どもが複数人いて全員男児ならそうなる可能性は極めて高い…だが逆もしかり
しかし問題はそれではない…その男がどうやって毒の情報を得たかだ
一般人に毒素を抜く方法や買い付け、海藻の名前まで調べられるかと言ったら不可能ではないが骨がおれる作業で出来心と言うレベルではない
酒場で飲んでいると横に座っていた客から世間話の流れで聞いたらしいと猫猫から聞いたが、父達の事・軍部官女・倉庫の爆発・淑妃の後宮入り…そして今回
偶然が重なれば必然となる……もう少し深く調べるか
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作者名:ひかる | 作成日時:2023年12月21日 15時