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軍部医局にある薬草の手入れと言う名のチェックをしていたら
猫『麗華ここに居たのか』
『猫猫どうしたの?』
猫『麗華が主に結構重めの爆弾投下して凹んでるのを伝えてこいって高順様から』
『猫猫を解雇した時から怒ってるからw普通なら斬首ものなんだけどね💦そうだ…さっきいた官女だけど先生に許可取ったからとだけ言って薬草名分からなかったから植えてたのをチェックしたら曼陀羅華、ジゴキシン、ハシリドコロ、トリカブト、バイケイソウだったの』
猫『それって…壬氏様はこの事については?』
『彼女が確実にこの薬草達を植えてるとは聞いてないし見てないからまだ報告出来てない……事が起こってしまったら私の首が本当にはねられるなww』
猫『笑い事じゃないだろ💦まずは主の機嫌をなおしてこいよ』
『はーい』
(そろそろ父様のあれを掻い摘んだやつを見せるか)
執務室内で
『壬氏様先程は配下としてご無礼を。なんなりと処罰を』
壬氏『いや当然な反応だろう。元々麗華が見出してくれた薬屋を手放し身請けしたにも関わらずあのざまだからな』
『猫猫は面倒事は知らぬが仏というスタンスと今回の身請けの本当の意味を分かってません。お立場上色々あるのは分かります…ですが2度目はないかと』
壬氏『………』
『壬氏様?』
壬氏『麗華は俺が薬屋に惚れてると言ったらどうする?』
『以前もお伝えしましたが主の大切な方をも守るのは配下の務めであり幸せになっていただきたいと思いますよ』
壬氏『逆に麗華にはそのような者は居るのか?』
『忍びは闇に生き闇と死ぬ者…幸せを求めてはいけない存在です……壬氏様お話はこの件だけだけでしょうか?』
壬氏『い、いや……最近薬屋の件もあったが麗華がかなりピリピリしていたからな』
『その事でしたらご相談したい事が』
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作者名:ひかる | 作成日時:2023年12月21日 15時