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その後 猫猫は呼び出され大量解雇の事を聞き主がどう伝えたのか分からないが
猫猫は花街に戻ることになった
猫『麗華、花街に戻る事になった』
『は?どういうこと?!解雇ってこと?毒味や調合楽しそうにしてたじゃん…なのに』
猫『下っ端の下女に残りたいとは言えないよ』
『今からでも壬氏様に!!』
猫『麗華がそんな事したら主から怒られるよ』
『怒られてもいいよ!!こんな優秀な人材を辞めさせるなんて!!』
猫『そう言って貰えただけで嬉しいよ。ありがとう』
そう言って猫猫は後宮を出た
そこから2週間…主はいじけ部屋の隅っこでキノコが生えてきそうな程のオーラを出してる
1番の被害者は高順様だろう……かく言う私も己の職務を全うしてるが主と話すことは勿論目さえ合わせてない
主の仕事のお手伝いもしてるので言われそうな事は予め用意し関わらないようにしてる
本来なら主への対応としては最悪だが麗華が見つけた逸材と前言ってくれたのに猫猫へのこの仕打ちはあまりも酷すぎる
猫猫の事を駒や薬屋だけでは無い感情が少なからずあるのは分かってるからこそ残りたいと言える質問をとヒントをだしたのに
私は主にお仕えしてる身だから〖死〗か〖暇〗の2択しかないとはなから分かってるが
『壬氏様、恐れながら私はあの時進言致しましたよね?猫猫と会った時の会話ではそのような文言でなかったと聞いてます。いじけるぐらいなら最初から解雇しないよう手を回すなど簡単ですしそもそも何故引き留めなかったのですか?』
壬氏『何も言うな……』
『……失礼します』
高順『代替が駄目なら本物を用意するしかないが……』
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作者名:ひかる | 作成日時:2023年12月21日 15時