薬屋と忍びのひとりごと 2〖薬屋のひとりごと〗 (ページ18)

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あの時風明に伝えたのは大掃除という名の引越し準備の3日間をしっかり過ごした後自首する事を提案した

猫猫は今日から3日間の応援だ…壬氏様に大掃除から帰ってきた猫猫には必要最低限の質問に留めてくれとお願いした

壬氏『その口ぶりだと麗華の怪我含め薬屋に詮索させるなということか？』

『知らぬが仏という言葉もあります…今回はこれ以上私から申し上げることは出来ません。申し訳ありません』

壬氏『分かった。一応薬屋の報告を聞く際麗華も同席してくれ』

『御意｡それでは軍部の方に行って参ります』

軍部の医局で仕事を終わらせた後…あの女翠苓が植えたとされる
曼陀羅華・ハシリドコロ・トリカブト・バイケイソウ
ジギタリスを見つけ土遁を使い根っこから引き抜き火遁で焼き尽くした
軍部官女達が居る周囲は迷彩の術を使いそれらしき薬草を見つけては根絶やしにした

これらは味がしないし水に少量の酒…そしてこの中のどれかを少しだけ混入させれば父なら死ぬだろうし微量すぎるものは私の検査キットでも反応しない

薬草との戦いをしつつ千本を入手してないかもチェックしながら〖祭司〗について調べだした

定期的にあるが少し先の〖祭事〗で事件が起こる

それを未然に防がなければと仕事をしていたら猫猫が翡翠宮に帰って来る日がやってきた