薬屋と忍びのひとりごと〖薬屋のひとりごと〗 (ページ34)

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33 昇進ページ34

帝『この者が薬屋と…麗華か！久しく会ってないが医官補助や武官としての活躍聞いておるぞ』

『はっ!!有り難きお言葉…主上様の計らいによるものです』

未だに猫猫と共に俯いてたら

帝『面をあげよ』

2人『はっ!!』

帝『まずは麗華だが今までの功績と他の軍師達からの嘆願もあり軍部総隊長とするのと特例で上級医官同等の権限を授ける』

『ありがとうございます…その名に恥じぬよう貢献致します』

帝『うむ…麗華を上級医官同等としたのは梨花妃が長く臥せっているであろう？薬屋と共に水晶宮に行き見てやってはもらえぬか？』

ガーン…昇進はそういう事か…確実に回復させないと首が飛ぶな

2人『仰せのままに』

水晶宮への道中

壬氏『私からあちらに連絡しておく…ん？どうした麗華』

『前にも進言したが改善されず女の私を上級医官同等の権限にさせ強行突破出来るのと…猫猫の薬師としての力も借りて必ず回復せよと』

壬氏『…そうなるな…
梨花妃の懐妊前に宦官たちに侍女の部屋まで調べ買い置き分まで全て没収し出入りの商人にも持ち込まぬよう命令したが梨花妃の侍女達が曲者でなかなか入れなかったのは事実だからな』