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猫『その炎って例えばこんな色でしたか?』
そう言って木片に壺の中にある粉をかけ火をつけるとと炎が黄色に変色した
『なるほど… 花火と同じ原理で塩は火によって青や紫、黄色とか変わるからあの木に付着したもので手がかぶれたのか…あ!治療済みましたよ』
官官『ありがとうございます…あの貴女は軍部の方ですよね?』
『要請があれば武官として戦場にも行きますよ』
官官『叔父が助けてもらったと話しておりありがとうございます…あの良ければ『私の侍女に何か用でも?』いえ💦失礼します』
猫『ごきげんよう、壬氏様』
『何故壬氏様と高順様が…』
壬氏『用がなければ来るなと言いたげだな?麗華…それにあの術はあまり使うなと言ったはずだ』
『申し訳ありません』
壬氏『まぁいい…ところで色付きで燃える木簡を作る事は可能か?薬屋』
猫『薬を水に溶かし木簡に染み込ませれば作る事は可能かと…』
壬氏『素知らぬうちに帰ろうとするな麗華…ではその色付き木簡は何のために作ったと考える?』
『他者に気付かれぬようやり取りする手段の1つかと』
猫『はぁ……その話をしに来られたんですか?』
壬氏『いや…呼びに来たんだ薬屋と麗華の2人を』
『昨日聞いておりませんが』
壬氏『麗華は今日決まったが2人いるならちょうどいい翡翠宮でさるお方がお待ちだ』
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作者名:ひかる | 作成日時:2023年12月18日 15時