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壬氏『麗華が言ってたであろう下女が玉葉妃にもおしろいの事を書いて置いてたと聞いた』
『そうですか。その下女は気付いて貰えればラッキーぐらいだけどと言いながらも薬師としての目は確かかと』
壬氏『玉葉妃も麗華は多忙だろうからとその娘を侍女にと思ってるらしい』
『毒味役がメインですか?それならば壬氏様が私にしたテストをされてからが良いかと…後梨花様は』
壬氏『そのつもりで玉葉妃にも伝えてある。梨花妃の侍女が相変わらず部屋に通さなくてな』
『その状態が続けば東宮様が…』
壬氏『そうだな…明日から2週間は軍部の応援と鍛錬を頼む』
╴ ╴ ╴
2週間の軍部だったが突然別部隊の応援となりその間に東宮様は亡くなった
主へは出立後の連絡になったが返信に猫猫が玉葉妃の侍女になった事・ビ薬入りの包子を匂いだけで分かった事そして
今回の1番功績をあげた武官は芙蓉妃と幼馴染であり下賜は武官が強く望みその武官の為にビ 薬を作ってもらったと書いてあった
確かに帰還してる最中浮き足立ってたのを思い出しながら報告の為主の元へ
『壬氏様ただ今戻りました。あの武官帰還途中も浮き足立ってましたよ。お優しいですね』
壬氏『部下の事を見るのも役目だからな』
『猫猫はどうです?』
壬氏『薬屋は麗華の言う通り薬師としてはいいぞ』
『薬師として…の表現ですと何か問題でも?』
壬氏『薬屋が俺を毛虫を見るような目で見てくるのが…///』
『壬氏様はある意味で初 体 験を経験されたんですね…それは良かった』
壬氏『??急に冷たくないか?…もしや薬屋との事を疑っておるのか?』
『壬氏様は我が主ですのでそのような事を思ってませんが少々驚いただけです…明日は短時間程後宮に行きますので。失礼致します』
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作者名:ひかる | 作成日時:2023年12月18日 15時